贅沢な食パンの食べ比べ講座!「パンの研究所 パンラボ」
「パンの研究所 パンラボ」
パンラボの池田浩明さん主催の講座に参加。参加者が「見習い研究員」となり、みんなでパンを研究していくスタイルの講座がスタートしました。
単行本「パンラボ」をアートディレクターとして世に送り出した、山口信博さん率いる「折型デザイン研究所」とのコラボレーション企画です。
場所は、”折形デザイン研究所” 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
お洒落な街南青山にこんな風情あるお家があるとは驚き。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。パンを並べて食べ比べるだけでなく、分析してパンの奥深さを知る素晴らしい機会です。
さらにパンオタクの池田さんが選んできたパンも魅力いっぱい。
講師の池田さんより
パンを食べ比べるには?
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験をすること。
最初に定義がありました。
*テイスティングとは❓
外観・内観
質感
アロマ
食感(噛みごたえ・舌触り)
口溶け
フレーバー
喉越し
最後の項目喉越しと言うとビールのように思われますが、パンにも通用するんだと今回感じました。
畳に並べられた食パンを囲むようなかたちで、参加者が座ります。
今回の参加者はパン好きだけなく、幅広く趣味を持つ人たちの集まりでした。
さてパンを食べ比べていきます。シートに書き込みながら・・・・。
*ペリカン
毎日食べても飽きがこない、口溶けがそこまでスムーズではありませんが、老舗の変わらない味わい。
「毎日食べられる、飽きの来ない味」
パンのペリカンには食パンとロールパンの二種類のアイテムしかありません。
創業以来あえて商品数をしぼり、時代が変わっても変わらない味を提供し続けます。
創業は1942年(昭和17年)です。小麦粉は日清製粉の大吟醸を使用してるとか。
<パンめぐでのペリカン紹介記事>
*点心
点心の技を応用して生み出した練乳を練り込んだ食パンは、甘い香りとともに口溶けがいい食感。
中華出身のシェフなのでそのカラーが出てます。
15年も前からふわふわの食パンを作ってると、現在の食パンブームの原点かも。
2018年、東京の下町に工房と店舗を構え、六本木ヒルズでも購入できるようになりました。
グランドフードホール販売所 (六本木ヒルズ ヒルサイドB2F)
* nagi
湯種たっぷりのパン、工程の中でケービングしてしまうので皮の部分が固い。
クラムよりミミに興味ある私は今回食べた中で好き。
お店は紀伊半島本州泉南端にあります。
<パンめぐでのnagi紹介記事>
*yukkaya
全粒粉の山食パンで、ハード系に近いパンで小麦粉からおこしたルヴァン種。甘さを持つミミを持ち、ほのかな酸味とともにワインのようなフレーバーが特徴。
奥様がパンを焼いていること、ゼルコバでパンの修行をされた奥様がパンを焼き、ご主人は陶芸が専門。
京王線分倍河原の駅を降りて徒歩3分ぐらいの場所にお店はあります。
<yukkayaお店情報>
場所:府中市美好町3-6-33-1F
定休日:月曜日+火曜日(祝祭日に関係なく月曜・火曜お休みです)
営業時間: 11:00~なくなり次第閉店
*ガーデンハウス クラフツ 代官山
バナナの香りに似てる意見があり、
北海道産全粒粉でパンを作ってるけど伸びがいい。
<ガーデンハウス クラフツ店舗情報>
住所:東京都渋谷区代官山町13番1号 LOG ROAD DAIKANYAMA 5号棟
営業時間:日曜日〜木曜日8:00-20:00 /金曜日・土曜日 8:00-23:00
TEL03-6452-5200
*ヨシダベーカリー 富士見ヶ丘
なんとも可愛いかたち。皮がカサカサして解けていくバターが多いのブリオッシュ系。
<ヨシダベーカリー店舗情報>
住所:東京都杉並区久我山2-23-29 ハイネス富士見ヶ丘1F
電話番号:03-6326-2754
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜日、水曜日
*ジュウニブンベーカリー 新宿京王百貨店
最先端の杉窪シェフが監修、
なんと貴重な小麦粉キタノカオリ100%使用
<パンめぐでのジュウニブンベーカリー紹介記事>
*パン工房アンべル
パン工房 Ampel 名栗工房店
オーガニックの専門店。耳にひきがあるのが特徴。
<パン工房アンべル店舗情報>
住所:埼玉県飯能市下名栗221−1
営業時間:[土曜のみパンを販売]8:00~11:00
FACEBOOK:https://www.facebook.com/Ampelpan/
参加者の皆さんとの幸せな時間ありがとうございました!
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この記事を書いた人
大谷 りえ子 さん
ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko
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