ひとりで焼いてひとりで売る、金・土・日限定のちいさなパン屋さん【Warung roti（ワルン・ロティ）】（東京都・目黒区）

2023年08月18日マーシー

今回、パンを巡ったエリアは ”洗足”です。

洗足は東京都目黒区の南側に位置し、品川区や大田区にも隣接していて、さまざまな特色が味わえるエリア。
駅周辺にはいちょう並木が続き、洗足商店街が広がっています。
「まいばすけっと」や「東急ストア」というスーパーマーケットをはじめ、惣菜店やイタリアン、蕎麦屋など地元に愛されるお店が立ち並んでいます。
駅を少し離れると、緑豊かな閑静な住宅街が広がっています。

そんな素敵な街で、巡ったパン屋さんを３店舗を紹介していきます。

まず第1弾は、赤い外観が特徴的なパン屋さん。
店名は「Warung roti」さんです。

洗足駅から閑静な住宅街を通り徒歩５分ほどの場所にあります。
歩いていくと最初に目にするのが、ワルン・ロティに関することが書かれた小さな看板が現れます。手書きで商品の説明や写真などが掲載されていました。その看板の奥の方に進むと１軒家で濃い赤色の枠がある印象的な外観のパン屋さんです。枠をくぐり、茶色の引き戸を開けると目の前にパンを焼く業務用のオーブンが出迎えてくれます。その両脇には、食パンからブリオッシュ、惣菜系のパンなどジャンルが幅広く、数も30以上もあるので驚きです。

また一つ一つ丁寧に個包装されている上に、各パンの説明が書かれたカードを置かれて、迷った時にとても参考になります。今回、たくさんあるパンの中から選んだ３つをご紹介していきます。

◆小さいりんご１個分入りブリオッシュ林檎が入っているパンと書かれてて、つい購入してしまったパン。
商品名の通り、小さな林檎が丸ごと入っているなんとも贅沢なものとなっています。
見た目は、まんまるで可愛らしい。表面に穴が開いてるところがあり、そこから林檎が顔を覗かせているような感覚。中はどうなっているのか気になってしまいます。いざ半分に割るとぎっしりと詰まった林檎が入ってます。
一口食べてみるとふわふわ食感で、口の中に広がる林檎の甘さとシャキシャキとした食感がたまりません。

◆レモンメロンパンパンを紹介されているカードに、”ちょっと大人のメロンパン”というワードに惹かれて思わずに手に取ってしまいました。
レモンのメロンパンというのはどんなものなのか気になるところです。
イタリアのレモンのリキュール”レモンチェッロ”を香り付けたパンだそう。
形はマフィンのようでかわいいです。断面はほんのりクリーム色で、レモンの果肉が入っています。外側はサクッと、中はしっとりな生地。
メロンパン好きには一度食べて欲しいパンです。