パンと京料理とが織りなす新たな世界、驚きの連続だった【Japan Bakery「Bakerys Kitchen ohana×嵐山 熊彦」】(東京都・中央区)


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八重洲地下街東京駅隣接、八重洲地下街のヤンマーマルシェ入口近くに、2023年6月29日新たなコンセプトのベーカリーショップがオープンしました。
お店の名前は『Japan Bakery「Bakerys Kitchen ohana×嵐山 熊彦」)』で京料理とパンがコラボした新しいコンセプトのお店です。
今回はその前日の内覧会にお邪魔しました。最初に今回のコラボのお店からご挨拶がありました。左からOhanaの久保田代表、たん熊北店の栗栖代表、美濃与の松井所長代理です。京都の高級料亭たん熊北店の姉妹店『嵐山 熊彦』さんがBakerys Kitchen Ohanaさんとコラボ。そしてきな粉は京都製菓材料を扱う創業120年の老舗「美濃与」さんのものです。
高級料亭とパンってどうなるのかまったく予想ができませんでしたが、この組み合わせは驚きの連続でした。

ショーケースの右側はタルティーヌやフォカッチャサンド、黒豆食パン、塩パンが並びます。

左側のケースにはクラプフェンやクローネ、クリームパン、デニッシュなどの甘いパンが並びます。

それでは主なパンを見てゆきましょう。

【丹波黒豆クラプフェン】(画像右)
ドーナツに追いきな粉をかけていただきます。ドーナツのパサパサ感がなく、生地がしっとりしていてふわふわで美味しくて驚きました!きな粉は創業120年の京都の美濃与さんの最高級きな粉ですが、こちらは香りが素晴らしく、正に香り立つきな粉ドーナツでした。

【鶏の西京焼と姫竹のタルティーヌ】(画像左下)
しっかりと西京味噌の味が沁み込んだ鶏肉と筍と九条ネギは、パンとの相性がこんなにいいとは再度驚きでした。熊彦さんのお料理がこうした形で具現化されているのは、新たな世界を見た気持ちです。
タルティーヌは他にサーモン幽庵焼きと筍、鯖の味噌煮と九条ネギの合計3種ありました。

【嵐山カレーパン】
茄子、里芋、筍が入った和のカレーパン。野菜がゴロゴロ入っていて、和風野菜カレーを頂いているような感覚になる、後味がいい優しい味わいのカレーパンです。

【宇治抹茶と丹波黒豆食パン】(画像右)
生地がしっかりとした食パンで、和の素材を十分に愉しめました。

食事系パンも菓子パン系も、すべてのパンが和食と見事な融合をしていて、新たなパンの世界を演出してくれています。
他にも黒豆とうぐいす豆のデニッシュや宇治抹茶クリームパン、焼きしめ鯖とポテサラのチャバタサンドなど魅力的なパンがたくさんありました。
価格もリーズナブルなので、また是非色々トライしてみたいと思います。

SHOP INFORMATION
【店名】Japan Bakery「Bakerys Kitchen ohana×嵐山 熊彦」
【住所】東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 地下1階【電話番号】03-6281-8876
【営業時間】10:00~20:00
【定休日】無休

 


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Japan Bakery「Bakerys Kitchen ohana×嵐山 熊彦」
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 地下1階
電話番
03-6281-8876
営業日
【営業時間】10:00~20:00
【定休日】無休

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この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。