ノルウェーでパン巡りの旅① 北欧で食べた中で一番ふんわり食感だったシナモンロール【KANELSNURREN】（ノルウェー・ベルゲン）

2023年11月12日 Kayo

今回ご紹介するのは、ノルウェーのベルゲン(Bergen)にある「KANELSNURREN」さん。トラムのByparken駅から徒歩2分ほどのところにあります。
シックな雰囲気の店内。オープンしてすぐの入店でしたが、パンがずらりと並び、朝からコーヒーとパンを楽しむ人たちもいました。
パンはサンドイッチから甘いパン、ハード系のパンまでバラエティ豊か。北欧には数種類の穀物を使ったハード系のパンが多いのですが、こちらのお店にはソフト系のパンも数多く並びます。

◆シナモンロール(KANEL SNURR)店名の由来でもあるシナモンロール。
緩やかに巻かれた生地は、ふんわりふかふかの食感ながら、引きの強さがあります。
デンマーク/ノルウェーで食べた中では一番のふんわり食感。
シナモンは比較的控えめでほのかに香るくらい。穏やかな甘さで、生地そのものの味わいも楽しむことができます。
シナモンを前面に押し出すパンが多い中で、こちらのお店では生地の味わいも大切にされている印象。
どこか日本のパンにも近く、懐かしさを感じるパンです。

◆くるみとクランベリーのパン(VALNØTT&TRANEBÆR-BROUD)こちらもふわふわの生地。
同じ生地で、にんじんとシード、チョコレートのパンもありました。
シナモンロールと比べると、生地はさっぱりとした味わいで、甘みはほのか。
生地にはドライクランベリーと胡桃がたっぷり入っており、どこを食べてもその味わいを楽しむことができます。
クランベリーの甘酸っぱさとシャリっとした食感、そして胡桃の深い味わいとこりこりとした食感。
優しく穏やかな味わいです。