昭和2年創業、元祖コロッケの店、東銀座【チョウシ屋】あつあつの揚げたての具材をパンではさんでくれる老舗店


2+

銀座に行っても、パンを買ってまっすぐ帰るということはないのでなかなか買えず、先週の夫の夏休み期間中に車で訪問。創業は昭和2年、今年で94年にもなるのですね!

『昔は近所にお肉屋さんがあって、揚げたての総菜を食べながら家に帰るとかしたなあ』と思い返される佇まいに。店内には出来上がっているサンドもあるのですが「ここに並んでいないものも頼めますか?」と聞くと「少し待っていただければ作れますよ」と笑顔と共に嬉しいお言葉。密にならないよう出来上がりまで店外で待つこと数分。
店主のお母様と思われる方が手際良くパンを包んでいきます。


■パンは「食パン」or「コッペパン」から選択。
■具材は「コロッケ」、「ハムカツ」、「メンチカツ」、「豚カツ」から選択。

この組み合わせによっても味が変わるから悩みに悩んで3種類購入。


◉「ハムカツサンド」
ハムカツって若い方には新鮮だろうなあ。アラフィフにとってはつい手に取ってしまうもの。パンに甘みなし。薄いボンレスハム2枚重ねて揚げてあります。
ソースは甘みが強くないので飽きることなく食べることができます。
パンの耳があるから、口の水分とられるので牛乳と食べたい!

◉「コロッケサンド」
パンはほのかに甘みあり、ふんわり。
コロッケは一つを縦半分にカットし並列。
パンには薄く辛子が塗られピリッとします。
衣が薄く、お芋の味のする美味しいコロッケです。

「メンチカツサンド」
これもコッペパンにしてみました。
コロッケより濃い味付けで、玉ねぎとお肉の味がしっかりします。
厚さが薄いのであっさり食べることができます。

コッペパンサンドは、写真のように具材が見えないように挟まれているので、撮影用に断面が見えるよう挟み変え。憧れの、この青と白の包み紙を受け取る時の高揚感と言ったら、まるで初恋の人に会えたみたい。

まもなく開店から100年を迎えます。長きに渡って愛される味を作り続けることは本当に大変だと思います。
『懐かしいこの味がこれからも食べられるよう、元気で長生きしたい!』と思えるお店でした。

SHOP INFORMATION
【店名】チョウシ屋
【住所】東京都中央区銀座3-11-6
【電話番号】03-3541-2982
【営業時間】11:00~14:00 16:00~18:00(売り切れ次第終了)
【定休日】土、日、月、祝日

※営業時間・定休日・商品情報は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にてご確認ください。


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

チョウシ屋
東京都中央区銀座3-11-6
電話番
03-3541-2982
営業日
火曜日~金曜日
11:00~14:00、16:00~18:00(売切れ次第終了)
【定休日】
土、日、月、祝日

一覧へ

この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。