自家培養酵母のみ使用!丁寧に焼き上げた優しい味が魅力の店主おひとりの小さなお店【フミグラフィコ】(東京・代々木八幡)

2021年10月31日

0

今回ご紹介するのは、「fumigrafico/フミグラフィコ」さんです。以前は予約のみで、地元の人しか通らないような抜け道の地下のお店でしたが、2021年7月に代々木八幡と代々木上原を繋ぐアクセスの良い道中にオープンされました。

オープン日の前に偶然通りすがり、夜なのに焼きたてのパンの香りが漂ってきて思わず足を止めてしまい、気付いてから楽しみにしていました。

市販のパン酵母は一切使用せず、自家培養酵母のみを使ったシンプルで安心していただけるこだわりの食事パン系がメインのラインナップ。

パン屋さんというと朝がとても早いイメージですが、フミグラフィコさんは15:00から20:00という夜型の営業時間で私はもちろん、ご近所の多くの皆さんの現代の生活スタイルにあっていて素敵です。

バゲットは国産小麦とフランス産小麦の2種類。違いをたずねてみたら、どっちも気になり食べ比べせずにはいられないので両方を購入してみました。この日はなかったのですが、エシレバター付きの食べ比べセットを販売している時もあるそうです。どちらもレーズン酵母で長時間発酵。

写真左の端が尖った方は「フランス産小麦のバゲット」。シャンパーニュ地方の小麦粉をメインにフランス産全粒粉をブレンド。リベイクしたら歯切れよし。塩もフランス産のゲランドの塩を使用。写真右の丸みのある方は「国産小麦のバゲット」で、常陸太田産オーガニック小麦 ゆめかおりと、北海道産ハードブレッド粉のブレンドで、もっちり。塩はベトナムの高ミネラルのカンホアの塩を使用。それぞれの香りや食感を楽しみながら、そのまま食べたりリベイクしたり、オリーブオイルとあわせたり、またバターとあわせたりと、いろいろ試していると美味しくて止まりません。

「国産小麦とライ麦のSourdoughカンパーニュ」

今回はまだあったかい焼き立てを半分にカットしていただいたらホカホカで、抱えて帰る時に幸せな気持ちになりました。

常陸太田産オーガニックゆめかおり、北海道産石臼挽き全粒粉とライ麦の甘やかな良い香りがします。酵母はルヴァンとレーズンの2種類、酸味は穏やかです。

「ベーグル・シナレズ」

シナモンをたっぷり絡めた有機レーズンを練り込んで、ねじって成形されているのでむっちり引きが強くてハードな食感のベーグルです。カットしたらレーズンがいっぱい!!

「チョコクランベリー」

リッチなココア生地にオーガニックチョコとクランベリーが入ったケーキみたいなパン。ルヴァン種使用。

その日のラインナップはInstagramで公開されるのでチェックを。まだ出逢えていない酵母プレッツェルが食べたくて仕方ないです。。

SHOP INFORMATION
【店名】fumigrafico/フミグラフィコ
【住所】東京都渋谷区元代々木9-6
【営業時間】15:00-20:00(売り切れ次第終了)
【定休日】日・月・木曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはHP、Facebook、Instagramにてご確認ください。


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

一覧へ

この記事を書いた人

kei さん

パンとカフェが大好きすぎて。。