新年の楽しみと言えば「ガレット・デ・ロワ」。今年のイチオシは?
今年もガレット・デ・ロワの季節がおとづれ終盤にさしかかってます。
2019年の美味しいガレット・デ・ロワをご紹介!
ガレット・デ・ロワとは?
ガレット・デ・ロワは14世紀頃から親しまれてきたフランスの伝統菓子で、1月6日の「Epiphany(エピファニー、公現祭)」に家族や友人と一緒に切り分けて食べる習慣があります。
「ガレット・デ・ロワ(galette des Rois)」は「王様のケーキ」という意味になります。
トップは?
*セテュヌボンニデー 向ヶ丘遊園
向ヶ丘遊園駅近くにあるセテュヌボンニデー。
シュトレンのイベントで人気の高いお店だったのでガレット デ ロワにも注目。
2種類のなかでクラシックを注文。
サクサクのパイと、皮付きのアーモンドプードルを使った香り高い味わい。
ダマンドは乳化に気を配っていてフィユタージュはしっかり焼きんでます。
ご覧の通りいい焼き色?
期待を裏切らない美味しさと可愛フェーブ。
クラッシックガレット デ ロワ 1500円
*ブーランジェリージャンゴ
幸せを運ぶ?フランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」で新年の運試し。
今年も安洞雅彦さんの手による美濃桃山なフェーヴ❗️
仲間内で切り分けたらなんと主人が王様に~。
サクサクのパイ生地にはアーモンドクリームがたっぷりと入り去年に引き続き美味しい。
フランス北部はパイ生地とアーモンドクリームのガレット。
南部はオレンジフラワーウォーターでブリオッシュ生地に風味をつけ、ドライフルーツやオレンジを飾ったリング状のものを食べるそうです。
一般的には北部のガレットが主流になりつつあるようですが…。
ガレットデロワ 2300円
*ブーランジェリー・スドウ
スドウさんのガレットデロワは完売してますが…。
ガレットジャンボンフロマージューがなんと私が訪問した時1個ありました。
この食卓は我が家ですが、ちらりとBREAD1setの笹原由子さんの今年のカレンダーが写ってます。
1月はガレットデロワです。
同様の生地(正確には2番手の生地)によるガレットフロマージュ。
アンヴェルセでの製法?
アンヴェルセとは生地でバターを包んでいく普通のパイ生地とは逆に、バターで生地を包んでいく製法。
特徴は何と言っても口溶けがいいこと。
自家製のベシャメルソースと大山のロースハムにグリュイエールチーズがたっぷり。
家に帰りオーブンで温めてから頂きました。
*ポール
ポールのガレット・デ・ロワは2種類。
シンプルなスタイルと、2019年はアーモンドクリームにフランボワーズを挟んだ新商品(3,888円、税込)が登場。
どちらも25cmと大きなサイズなので大人数で楽しむことができますが、私はピースをカフェで頂きました。
フランボワーズの甘酸っぱいさが新鮮。
*ジャン=ポール・エヴァン
パイ生地の中には一般的にアーモンドクリームが入っていることが多いなか、ジャン=ポール・エヴァンのガレットデロワは一味違う味わい。
アーモンドクリームにはこだわりのカカオから作られた刻んだショコラがたっぷり混ぜ込まれていてチョコ感たっぷりでサクサクとした軽やかな食感。
シェフの意気込みが感じられどれも特徴あります。
また、来年までのお楽しみですね。
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この記事を書いた人
大谷 りえ子 さん
ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko
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