カラメリゼされた表面はパリパリ食感、噛めばバターがジュワッ、中はふわふわの絶品がここにある【Boulangerie Alec le pain(アベックルパン)】（福岡県・北九州市）

2023年08月30日 Kayo

今回ご紹介するのは、福岡県北九州市のJR黒崎駅から徒歩5分ほどのところにある、
「Boulangerie Alec le pain(アベックルパン)」さん。黒崎駅前の商店街を少し進んだ先に、お店はあります。

入店するとまず、お店の方からパンのご紹介。全粒粉を生地に多用されており、こだわりを持って作っておられることが伝わってきました。夕方だったためパンの種類は少なめでしたが、一番のおすすめというクイニーアマンはまだ残っていました。

◆クイニーアマン
たっぷりのバターを使った、デニッシュ生地。
袋を開けた瞬間から芳醇な香りが漂います。
表面はカラメリゼされてパリパリ食感。内側は幾重にも折り重なる生地の間にほどよく空気が入り、ふんわり食感。
噛むごとにバターがじゅわっと染み出し、芳醇な香りに包まれます。
こだわり抜いて作られていることがひしひしと伝わってきます。
これはこれまで食べたクイニーアマンランキングの上位に入る美味しさです。

◆パヴェフランス菓子風に作ったという、スコーン。
全粒粉が使ってあり、深みのある香ばしさがあります。
表面はサクッと、内側はほろっと崩れる、理想的な食感。
それでいて、パサつかずしっとりとした口当たり。
絶妙なバランス感に脱帽です。

◆Seigle20 Noix全粒粉を20%使った生地に、くるみを混ぜ込んで焼いたパン。
小ぶりながらもずっしりと重みを感じます。
全粒粉の深みのある香りがふわっと鼻をくすぐります。
生地はハードめながら歯切れが良く、くるみの食感が良いアクセントに。くるみの渋みのある深い味わいと生地の香ばしさが、お互いを引き立て合っています。