人気の飲食店が開いたパンとケーキのお店で幸せなひとときを　代々木【ホルン】

2021年10月15日岩田聡子

渋谷・代々木界隈で人気を博すビストロ「aruru」「mimet」などを展開する株式会社puhuraさん。
今年４月、富ヶ谷の交差点近くにケーキとパンのお店「ホルン」をオープン。
小田急線代々木八幡駅南口から徒歩３分。線路沿いに山手通りの下をくぐり、左折して細い通りの商店街を進んだ先の十字路左手、この丸い灯りがある場所です。

お店に入ったらまず天井をチェックしてください♪お店のアイコンでもあるホルンを照明にしていてとてもお洒落です。

左手前にパンと焼菓子、奥にケーキのケースがあります。
午前中、お昼前がパンが充実していますが、午後だと少なくなっていることも。

どのパンも美味しそうな顔をしています。

自宅で食べてみたパンは4種類。

◉パンオショコラ（四角い皿右前）
層が薄く、クロワッサンよりバター感を強く感じる。チョコの香りがとても良く、軽い酸味とビター寄りの甘さが後からやってくる、リッチでかなり好みな味。

◉クロワッサン（四角い皿左前）
こちらも層が薄く、外層はサクサクサクと繊細、内層はほわっと柔らかい食感。
甘い香りを放つバターは、ジュワっと染み出すほどではないので、リッチすぎるのが苦手と思える人にも好まれるバランス。

◉ブリオッシュ（四角い皿奥）
ブリオッシュらしい艶々の表面。卵とバターたっぷりの黄色い生地。
しっとりふんわりとしてとても美味しい。軽く焼くとほわっとするけれど、甘みが弱く感じるのでそのまま食べるのが私は好みでした。
ちぎりパンのように１ブロックずつちぎって食べられるので、お子さんと外パンを楽しむのにもぴったりですし、人に差し上げたらとても喜ばれると思います。

◉食パン
焼き立てのツンとした角が美しく見惚れます。
北海道産ゆめちからブレンド使用。４枚切り程度にスライスすると重みがあり、クラムはかなりしっとりと高加水。
砂糖のような強い甘みではなく粉を楽しめる控えめな甘みで良き。
ちぎろうとするとギュッと潰れやすいほどやわらか、でも噛むとむっちりと跳ね返すような弾力。ゆめちからという小麦の特徴ですね。
クラストは厚みがありしっかりひきがあるけれど、水分があり旨さがギュッと詰まった感じ。

トーストすると、クラストはカリリといい音。クラムも表面はサックリ、中ほわわ。
焼いたほうが香ばしさが感じられて私は好みでした。
バタートーストにしたら自宅で朝から幸福感で満たされるひとときを過ごせそうです。

◉クレープ
インスタではクレープを投稿する方が多く、私も６月に一度訪問して食べてみました。
こちらは１４時～の販売なのでご注意を！
味は２種類。
・ブールシュクレ（カルピスバター＋砂糖）
・シトロン（カルピスバター＋砂糖＋レモン）
生地の味を確かめたくてブールシュクレを注文。
店の外に出て、熱々クレープのバターとほんのり甘～い香りに我慢できずに速攻かぶりつく。
円周の薄く焼けた部分がパリパリサックサク、繊細なクッキーのようですごく美味しい！
全体の生地はもっちりして薄めでぺろりと完食。じゃりじゃりの砂糖が多く使われているので結構甘めです。