ハード系パン好きを夢中にさせる、能登にある小さなパン屋さん「月とピエロ」


のどかな田園風景が続く中能登町通りから羽坂の集落内に入って行った、地元の人しかまず来ることは無いような場所にあります。

外観もほぼ民家、小さな看板が目印でパンを販売してるのは母家から奥にある納屋風の建物。
今回は小松空港からレンタカーで1時間ほど走り11時に訪問しました。

店主の長屋圭尚さんと明るい笑顔が素敵な奥様。
店主の長屋さんはあのル シュクレクールさんで勤められてた方。
現在シュクレクールさんは大阪中之島に移転しました。
自家製培養酵母で作られたハード系パンが並びます。

納屋を改装した店内は小さなスペースでパンを販売。
そのお隣は大きな厨房。
お邪魔した時は既にパンの数が少なくなってました。
当日は電話してももパンの予約はできません。
2日前に予約して購入することをお勧めします。

カウンター6席程のカフェスペースがあり窓からの風が優しく。
時間に余裕があればパンと珈琲頂きたかったのが心残りです。

・山型のパンドミ
自家製ホップ酵母とレーズン酵母を掛け合わせて使用されています。
このこんがりと焼き色がたまりません。

そのままでも美味しいですが、少しだけトーストして頂くと格別です。
焼きたてのトーストにバターと珈琲があればとても贅沢な朝食に。

・パン・コンブレ
レーズン酵母と小麦全粒粉でつないだ自家製酵母を使用。
全粒粉のもつほのかな甘みと酸味が心地よい美味しさ。
そのまま食べると穀物の甘みをじんわり感じてしみじみ美味しさが伝わってきます。

翌日ホテルのトースターを借りて焼きました。

6月3日で3周年を迎えた「月とピエロ」。
関東地方で購入できないのが残念ですが、金沢のセレクトショップなどで時々販売がありますのでfacebookページに6月の予定がアップされてます。

私も旅行中に訪問した、奥能登の山の中に漆の工房と自宅を構える赤木明登さんと智子さん夫妻もこちらのパンのファンです。


パン屋さんのご紹介

おすすめパン

バゲット・ムールに厚切りのバターがサンド。
クラストはカリッと、もっちり感たっぷりのクラムにバター。
シンプルですけど香りもよく贅沢なサンドです。

パン屋さんのご紹介

おすすめパン

バゲット・ムールに厚切りのバターがサンド。
クラストはカリッと、もっちり感たっぷりのクラムにバター。
シンプルですけど香りもよく贅沢なサンドです。

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko