カヤジャムがやみつき!マレーシア人に愛されるカヤトーストって?【十条:肉骨茶】

2016年09月28日

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9月の編集長マンスリーコラムは、野菜爆盛りなわんぱくサンドはもちろん、
人気ブーランジェリーも専門店を出すなど、いま話題沸騰の「サンドウィッチ特集」です。
第7回目は、マレーシアで愛されているカヤトーストを食べることができる「肉骨茶」です。

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えっ?ここがパン屋さんなの?と思われました?(笑)
はい。もちろん、ここはパン屋さんでもサンドウィッチ屋さんでもありません。
ここはマレーシア料理店なんです。埼京線の十条駅から徒歩1分程度。
十条駅の北口を降りるとすぐ右に大東京信用組合があるのでその左の
「プチロード」突き当り左側です。十条銀座まで行くと行きすぎなのでご注意を。

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カヤトースト
カヤとはココナッツミルクとバター、砂糖を混ぜたジャムのことだそうで、
マレーシアでは大人気のジャム。

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カヤトーストのことを話す前に、なぜに店名が「肉骨茶」なのかから説明をさせて
頂くと、肉骨茶(パクテー)というのは漢方とスペアリブを煮込んだ薬膳食のことで、
マレーシアはもとよりシンガポールのソウルフードと言っても良いくらい人気。
現地の方に定着した食事で、実は編集長・片山、シンガポールには過去2度程
旅行に行き、現地の肉骨茶食べたことがあるのですが、ここ十条の「肉骨茶」扉を
あけた瞬間にシンガポールのローカルなお店に入った時を思い出させるスパイスの
香りで一気に懐かしい気分に。お店には日本人はもとより、アジアの方(中国系?)
も来ていらっしゃいました。パンめぐの記事なので、写真のパクテーの食レポは
省きますが、現地顔負けなくらい美味しかったことだけはお伝えしておきます(笑)

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さて、本題のカヤトースト。薄めなパンをトーストし、カヤジャムをたっぷりパンにぬり
小さくダイスにカットされたバターを挟んであります。
食べた感想は、食感こそ違えどホットケーキみたい!と。バターがはさんであるという
こともありますが、カヤジャム、気持ちメープルシロップに近い感じがしました。

ただ、甘いもの大好き!という方は良いですが、6個もあるので誰かと一緒に行き
シェアしてちょうど良いくらいの量かもしれません。

ちなみに、BRUTUS(9/15号)に掲載されていた情報によると、
カヤトーストの期限は18世紀にさかのぼり、マレージアの前身であるマラヤには、
多くの中国人労働者が流入。彼らがイギリスの貿易船で食べられていたジャムを
知り、ローカル素材で作れないかと考えココナッツを使ったという説があるそうです。


肉骨茶
住所:東京都北区上十条2-30-9
電話番号:03-6325-7789
営業時間:[月~土]11:00~21:30(L.O 21:00)
[日.祝日]11:00~21:30(L.O 21:00)
定休日:なし
HP:http://www.bakuteh.jp/

東京都北区上十条2-30-9


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この記事を書いた人

panmegu

panmegu さん

パン屋さんを巡る旅メディア パンめぐ

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