世田谷・梅ヶ丘で見つけたコスパ抜群のハード系パン屋さん【pain de LASA】（東京都・世田谷区）

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2024年03月28日 ともち

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小田急線・梅ヶ丘駅から徒歩2分 の場所にある「pain de LASA（パン・ド・ラサ）」。
白地に青文字の看板、大きなガラス窓の向こうにはパンをこねる職人の姿が見えます。
ふと立ち寄った梅ヶ丘で新しいパン屋さんを開拓しようと思い立ち、見つけたのがこちらのお店。平日のお昼過ぎであるにも関わらず、お店の前には入店待ちの人々。
どうやら3人までの入場制限が設けられているのだ、と気づいたのは、入り口のそばにたどり着いたときでした。とはいえ、並んだ時間は約5分ほど。

入店すると、ふわりと鼻をくすぐる小麦の香り。初めて行くパン屋さんに足を踏み入れたときの高揚感、どんな種類のパンがあり、なにを買おうかと店内を見渡す瞬間のわくわくする気持ちは、何度味わってもいいものですよね。店内はそれほど広くないものの、充実したパンのラインナップに心が躍ります。レジ横スペースに並ぶのは、定番のバタールやバゲットをはじめ、ベーコンエピ、プチフランスなど。pain de LASA（パン・ド・ラサ）は、ハード系のパンが人気とだけあって、種類も豊富です。

もちろんハードパンだけではありません。カヌレやスコーンなどのスイーツ、甘い系のパンやお惣菜パンなど、所狭しと並んでいます。

pain de LASA（パン・ド・ラサ）のコスパ抜群メニューを紹介

今回は3種類のパンを購入しました。物価高騰が続いている昨今ですが、pain de LASA（パン・ド・ラサ）のパンはコスパ最強。1個あたり100〜300円ほどで購入できます。サイズが小さいという訳でもなく、どれもがしっかりと食べ応えのある大きさ。

キッシュ

見ただけでも食欲をそそる、こんがりとした焼き色のキッシュ。これでもかというほどに具材がゴロゴロ入っていて、ずっしりとした重みを感じます。ブロッコリー、しめじ、ベーコン、そしてたっぷりの卵液には生クリームがふんだんに使われています。包丁を入れたとき「サクッ」と聞こえる音に思わず微笑んでしまうのは、パン好きのあるあるではないでしょうか。ていねいに焼き上げたパイ生地が香ばしさを演出してくれます。卵焼きほど固くなくプリンよりは固い、そのちょうど良い卵のとろけ具合と、しっかり味付けされた具材がマッチしていました。直径10cmほどで240円というコスパの良さは驚きものです。

カレンズカマンベール

ライ麦生地に、小粒レーズンとカマンベールクリームがたっぷり詰まったハード系のパン。ひとくち食べると、口の中はカマンベールチーズ特有の香りで満たされます。チーズケーキのような甘いクリームではなく、お酒に合わせたくなるガツンとした味わい。濃厚なカマンベールクリームとハード生地の絶妙なバランスはなんとも言えません。噛めば噛むほどうまみが広がってゆく、食べ応えのある一品です。さらに注目したいのはこちら。この金額にも関わらず、生地の端までしっかりとクリームが詰まっているのはうれしいですよね。どこを食べてもしっかりと風味を感じられる幸せたるや……。

フルーツカンパーニュ

マンゴー、アプリコット、プルーン、ピスタチオが入ったカンパーニュは、なんともおしゃれな味わい。最初に感じるのはピスタチオの風味。それから甘酸っぱいフルーツが追いかけてきます。スライスしたカンパーニュを少しトーストして表面をカリッとさせたあとに、クリームチーズをつけながら食べるのもおすすめ。自分で食べるのはもちろん、ホームパーティのアペタイザーとしても、誰かへのちょっとした手土産としても活躍してくれる心強い一品です。

pain de LASA（パン・ド・ラサ）が成し得るコスパの良さと魅力的な味わいは、パン好きの心をくすぐること間違いなし。わざわざ下車してでも訪れたい一店舗です。ご近所の方はもちろん、お散歩がてら電車に乗ってでも訪れてみてくださいね。

SHOP INFORMATION
【店名】pain de LASA（パン・ド・ラサ）
【住所】東京都世田谷区梅丘1-29-6
【電話番号】03-3425-4774
【営業時間】7:00~18:00
【定休日】毎週月・第1、3、5日曜

※写真の商品の種類、価格は、2024年3月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。

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