数々の受賞歴をもつ、小麦に拘ったBIOのパン屋【Boulangerie l’Essentiel(Mouffetard)】(フランス・パリ)


0

このお店のオーナーシェフ「Anthony Bosson」さんは、パンで数々の受賞歴をもつ、小麦に拘ったBIOのパンを焼くパン屋さんです。パリ市内に4店舗あり、今回Mouffetard(ムフタール)店に行きました。インパクトのあるロゴの外観が目を惹きます。

このお店が建つムフタール通りは、フランス料理は勿論、レバノン料理、ペルシャ料理、ベトナム料理、日本料理まで多くのレストランやカフェ、食材店が並んでいます。またマルシェや蚤の市も開催されるようで、ブラブラ歩きの際下町的な楽しみのある通りです。購入したパンをテラス席で頂くことが可能です。オープンエアーでパンを頂きながら、ムフタール通りを行き交う人を眺めていれば、パリに居る実感が湧いてきます。

パンはハード系を中心に種類豊富です。カンパーニュ、全粒粉、ホラーサーン麦(古代麦の一種)、の他にバゲット、ブリオッシュ、ショソン・オ・ポムなどあれこれ迷うこと必至です。

プチガトーのコーナーもありました。タルトタタン、シューキャラメル、パリブレストなど、こちらも魅力的な商品がずらり。

しかし次々とお客さんが来て列を作っていくので、迷っている暇はありません。私のようにどうしようか迷っているフランス人は見かけません。皆さん毎日来ていて商品が分かっているのでしょうね。

フランスではセルフで取ることはなく、対面で○○を何個というようにオーダーします。英語は余り通じないので、片言でフランス語の注文の仕方を覚えておくといいかも知れません。「je prends ça(ジュ・プラン・サ)」(これください)と言って指さすのが手っ取り早い方法です。

ということで、対面販売でパンを購入しました。店員さんがとても親切で、私の拙いフランス語を理解してくれて優しく対応してくれました。

【購入したパン】

*Pain aux Raisin(パン・オ・レザン)

 レーズンとくるみ入りのハード系。しっかりと硬いです。

*Brioche au Sucre(ブリオッシュ・オ・シュクレ)

 甘すぎず、ほんのりとした甘さで生地もしっとり。

パリに行くと必ず立ち寄るパン屋さんです。


SHOP INFORMATION

【店名】Boulangerie l’Essentiel(Mouffetard)
【住所】2 Rue Mouffetard, 75005 Paris France
【営業時間】7:00~20:30
【定休日】月曜日

※写真の商品の種類、価格は、2022年10月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはHPにてご確認ください。


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

一覧へ

この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。