黒一色のスタイリッシュなパン屋「BAKE&ROLL」がオープン!美しいパンにうっとり!


2019年10月にオープンした「BAKE&ROLL」に訪問!

2019年10月4日、都筑区の北山田駅近くの住宅地に、注目のパン屋BAKE&ROLLさんがオープンしました。

横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅から徒歩10分、静かな住宅街にあります。スタイリッシュない外観と店内もシックでお洒落、一見パン屋さんとは思えません。

上を見るとお家になっていて、優しい雰囲気に心が和みます。

代官山のLotus Baguetteでシェフを務めていた店主の久保田真琴さんと素敵な奥様おふたりで切り盛りしてるお店。

ロックンロールにちなんだ名前でビビッとくるものがあり、もしかしてロッックンロールの音楽が流れてるかも?パン屋で黒一色なんて他のパン屋さんではあまり見かけないなぁと、色々と考えながら、一歩お店の中へ足を踏み入れると、想像とは違い小麦のいい香りと静かな雰囲気。

バゲットサンドやお惣菜パン、デニッシュの姿も綺麗に並んでます。

北海道・十勝産石臼挽き粉「スムレラ」やフランス産「トラディション・フランセーズ」ハード系用の粉を使い分けてパンが焼かれてます。

 

美しいパンたちにうっとり!

目に飛び込んだのはこちらのラタトゥイユのタルティーヌ450円

なんとも鮮やかな色合い、サクッと焼き上げられたバゲットにイタリアンがのってます。

お隣にあるのはエビとホタテのタルティーヌ。

サツマイモとリンゴのカンパーニュ  300円

カンパーニュの上に秋の味覚角切りした甘いサツマイモがゴロゴロとちょっと酸味あるリンゴがいいコンビ。

こんがりと焼いたカンパーニュのクラムは水分を含んでしっとりとしています。

ラタトゥイユのタルティーヌと食べれば贅沢なランチになりますね。

発酵バターの香りがふんわりとするクロワッサン。

秋の味覚、栗のデニッシュ 450円

アーモンドクリームを焼き上げたサクサクのデニッシュに、カスタードクリーム、マロンクリームがたっぷりとまるでケーキ屋さんに並んでいるみたいに綺麗です。

北山田食パン 1斤 360円 1本720円

国産小麦とスペシャルな食パン。

「北山田食パン」は、国産小麦と自家製ホップ種で仕込み、歯切れが良く毎日食べても飽きのこない耳はしっかりと噛み応えがあり中身はふんわりとしたパン。

私はまずそのまま何もつけずに小麦粉の風味を味わい、次に 厚めにスライスして、しっかりトーストしてバターをつけてシンプルにいただきます。

「ヨーグルト酵母の食パン」は、優しい甘みとヨーグルト酵母ならではのさわやかな風味が特徴です。

「シトロンレザン」は、ヨーグルト酵母の食パン生地に、バニラとレモンピール、ジューシーなレーズンが入ってます。

気分によって食べる種類を選べますね。

私がお邪魔した時は焼き菓子が少なかったのですが、パンと同じく人気です。

この時期ならでは!シュトレンも本格派。

シュトレン   2000円

ワイン色のリボンに包まれた今年のシュトレンが販売中。味、香り、口溶けのバランスが絶妙なシェフのスペシャリテです。

マジパンはスペイン産有機アーモンドを使った自家製。

ドイツのシュトレンはマジパンが主役ほど強調されてますが、日本のシュトレンにはマジパンが少ないような気がします。こちらにのシュトレンの生地に練り込むマジパンはスペイン産マルコナ種を使用。

ドライフルーツは真空状態でラム酒に漬け込んでます。

レーズン、オレンジ、レモン、アップル、パイナップル、くるみ、シナモン、カルダモン、ナツメグ、バニラの小細工無し、シンプルで直球なオーソドックススタイルを追求した逸品。

クリスマスまで少しずつスライスして楽しみます。


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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko