コペンハーゲンで最古の伝統的パン屋「サンクドペーターズバゲリ」でシナモンロールとデニッシュ!

2019年11月14日

コペンハーゲンで最も歴史の長いパン屋さん「サンクドペーターズバゲリ」を訪問。

今回ご紹介するのは、デンマークのコペンハーゲンNørreport駅から徒歩10分ほどのところにある、「サンクドペーターズバゲリ(Sct. Peders Bageri)」さん。

こちらはコペンハーゲンで最も歴史の長いパン屋さん。
店内には簡易的なイートインスペースもあり、パンとコーヒーを楽しむことができます。

開店後間もない時間に到着。

次から次へと焼き立て商品が並び、芳醇な香りが店内に立ち込めます。
どのパンも、日本での2倍くらいはありそうな食べ応えのある大きさです。

水曜日限定のシナモンロールを求めて!

この日のお目当ては、水曜日限定のパン。
”Wednesday cinnamon roll”という愛称で親しまれるシナモンロールを求めて、お店は多くのお客さんで賑わいます。

今回は、この水曜日限定のシナモンロールと、デンマークならではのパンをいただきました。

購入したパンはこちら!

◆Onsdags Snegle (水曜日のシナモンロール)
手のひらを広げても足りないくらいの、大きくずっしりとしたシナモンロール。
デニッシュ生地ではなく通常のパン生地で作られています。
大きな円の外側の層は、しっかりとした小麦の味にシナモンがほのかに香る素朴な味わい。
内側にいくほどにアイシングの甘みとシナモンの風味が強まります。
焼き立ての温かさでアイシングがじんわりと溶け出してパンに染み込み、やわらかく広がる甘さがたまりません。

◆Tebirkes(ケシの実のデニッシュ)
ケシの実が表面にたっぷりとついた、デンマーク発祥のパン。
ほろほろと崩れていく、ふんわりと巻かれたペストリー。
ケシの実は煎りたての黒胡麻のような、香ばしい味わい。

内側には、アーモンドパウダーと卵白、砂糖を練ったマジパンのクリームと亜麻仁が入っています。
マジパン特有の甘みと、ケシの実のほろ苦さが絶妙なバランスです。


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この記事を書いた人

Kayo

Kayo さん

パン屋めぐりが毎週末の楽しみ。個人経営のぬくもりのあるお店とパンが大好きです。