パン世界大会で総合優勝者のベーカリー【Comme’N (コム・ン)】(東京・世田谷区)


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自由が丘・九品仏・奥沢エリアにある「Comme’N(コム・ン)」。平日でも行列が絶えないこちらのベーカリーは2年に一度開催される国際製パンコンクール「モンディアル・デュ・パン」で総合優勝を獲得したオーナーシェフ大澤秀一氏が率いるお店。


群馬県の喫茶店の駐車場の片隅で営んでいた小さなベーカリーから始まり、口コミで評判が広がり人気店へと成長し、東京進出された名店でもあります。

東急大井町線・九品仏駅を降りてすぐの街角に位置し、営業は朝の7時から。「営業中はパンを売り切れにしたくない」という想いから、訪問した日は製造6名体制で一日約2,000~3,000個のパンを焼いていました。ピーク時が過ぎても豊富にパンが並んでいるのも特長です。

シンプルな外観で扉は開放してあったのですが、スタッフの方の活気あふれる声が外から聞こえてきます。道行く人も思わずのぞき込んでいきます。店内に満ちるパンの香ばしい匂いは至福です。

日本人が食べやすいパンを作られており、例えばハード系のパンは見た目から想像するよりやわらかい、ちょうどいいかたさになっているなど工夫されています。

それでは、ほんの一部をいくつかご紹介します。

まずはお食事系のパンから

上から時計回りに

「ドライトマトとクリームチーズ」

ドライフルーツの甘みがパンによくあいます。白ワインとも合いそうなパンです。

「ウインナー」

じゃがいもとチーズのフワフワのパンにウインナーとチーズがあわさっています。ウインナーの味もしっかりしているのでチーズに負けないです。ランチにも最適。

「やきそばパン」

パン生地に紅しょうがと青のりが混ぜ込んであり磯風味。やきそばの麺はもっちりでお肉はゴロゴロと入っています。

 

続いて、

右から順に

「クロック・ムッシュ」

自家製ホワイトソースとハムのクロックムッシュ。塩味が控えめなホワイトソースでとても食べやすいです。

「レーズンとレーズンとレーズン」

レッドレーズン、グリーンレーズン、サルタナレーズンの3種類のレーズンを使ったレーズンパン。

ぎっしりと入っているのでどこを食べてもレーズンと一緒にいただけました。

「アプリコットオランジュ」

アプリコット、ホワイトチョコ、オレンジで作られたパン。トーストしてホワイトチョコレートを溶かしていただくのがオススメ。

「プルーンオランジュ」

プルーンとオレンジのリュスティック。プルーンの濃厚な味と甘みとオレンジの爽やかさのバランスが絶妙です。

 

まだまだあります

右から順に

「バケットチョコサンド」

フルーツ、ナッツたっぷりの自家製チョコとバター。チョコバーの厚さに驚き!チョコ好きにはたまらない商品です。

「クロワッサンA・O・P」

フランス産の発酵バターのA・O・Pバターを贅沢に練り込んであります。

一日に6回焼き上げる人気メニュー「クロワッサンA.O.P」。フランス産発酵バターがポイントのクロワッサンです。バターの芳醇な香りが特長です。層をしっかり際立たせるため、生地を折り込む回数を減らしているのだそう。香ばしい外皮と、気泡が美しい断面。

「ほうじ茶と黒豆のパンドゥ」

ほうじ茶の生地に黒豆が入っています。ほうじ茶も黒豆も香りが引き立ち、日本茶と一緒にいただきたい気分。

 

「にんじんブレッド」

ローリエで煮詰めたにんじんオレンジのブレッド。にんじんの甘みが感じられます。

断面も美しく、朝食に出て来たら嬉しく感じるような商品です。

早朝から途切れることなく、老若男女がパンを求めに訪れます。パンを選ぶワクワクする気持ちから、おいしくいただくまでをぜひ味わってみてください。対面式で選べるのでいつもと違うおいしさに出会えるかも!?

ドアのところに並び方のガイドラインが貼ってあるので、こちらをみながら並んでくださいね。

SHOP INFORMATION
【店名】Comme’N TOKYO(コムン トーキョー)
【住所】東京都世田谷区奥沢7-18-5 1F
【電話番号】03-6432-1061
【営業時間】 7:00~18:00
【定休日】火・水曜日

※写真の商品の価格は、2021年10月現在の価格となりますので、変更がある場合がございます。                                 ※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはHP、Instagramにてご確認ください。


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この記事を書いた人

バケット

バケット さん

ハード系のパン・食パン・クロワッサン好き。朝食においしいパンを食べるのが楽しみなライターです。