<パンめぐ南東京編①>農薬、化学肥料を使わない長野県産小麦を自家製粉し、焼かれたハード系パンがある貴重なお店【テンパーニュ】(東京都・品川区)


0

JR横須賀線とJR湘南新宿ラインが乗り入れている西大井駅を下車して、旗の台方面に歩くこと5~6分。
下町の面影を残す商店街の一角に、ややレトロな感じの建物のパン屋さん「テンパーニュ」があります。

人の顔のイラストが描かれた看板が目印です。
ちなみにこの看板に書かれた人は店主の白井さんのようで、店名は白井さんの髪の毛の天然パーマとカンパーニュとに因んでいるそうです。

白井さんは脱サラしてパン職人さんになられた方です。
広島の有名店「ドリアン」の田村さんが書かれた書籍「捨てないパン屋」に惹かれてドリアンで修業され、その後2024年10月31日に「テンパーニュ」をオープンされています。
店舗はご実家の、元々電気屋さんだった建物をリニューアルしたようです。

このお店の特徴は、長野県産(上田市と小諸市)の農薬、化学肥料を使わない小麦を、自家製粉して焼いたハード系パンがあることです。店内に店主の想いが書かれた看板がありました。

パンの製法はフランスの伝統的製法で、小麦と水のみで発酵させたルヴァン種が使われていて、パンはどれも焼き色の濃いとてもハードなパンです。
菓子パンや総菜パンなどはなくて、シンプルな力強いハード系のみです。

お店に入るとすぐに大きなカウンターがあり、右手にスペシャリテのカンパーニュがありました。
カンパーニュは丸形とオーバル(楕円形)、長細いものの3タイプでハーフサイズでの購入も可能です。どのカンパーニュも大きくてとてもいい焼き色です。カンパーニュの左隣にはブリオッシュとライ麦が並んでいましたが、やはりどことなく広島ドリアンのものに似ている感じがします。

更に左隣には古代小麦のスペルト小麦を使った「グランデポートル」があります。
またカンパーニュにレーズンを加えた「ぶどうのカンパーニュ」やスコーンまで、すべてハード系のいい焼き色のパンが並んでいます。

お店の一角にはちょっとしたイートインコーナーもありました。
購入した時点ではまだ温かかったので、焼き立てをこちらで頂くのもいいかも知れません。

【購入したパン】

*カンパーニュ

スペシャリテのカンパーニュ、丸形のハーフを購入しました。とてもハードで、カットするのに一苦労でしたが、クラムはみっちりと詰まっていて、言わずもがな信州産小麦の香りの高さを満喫することができました。

*カンパーニュぶどう

カンパーニュ生地にレーズンが加わることで、シンプルなパンから全く違う華やかなハード系になっています。素材の組み合わせによる味の変化が楽しめました。レーズンはとてもたくさん入っていました。

*ブリオッシュ(画像右)

一般的に考えるブリオッシュとは全く別物の、いわば「硬派のブリオッシュ」です。妥協を許さぬハードさの中に、仄かな甘さが心地よいです。

*サワードゥスコーン(画像左)

サワードゥの微かな酸味とハードな生地が心地よく、リベイクしてまた一段と美味しくなりました。

本格的なハード系のパン屋さんで、安全安心の長野県産小麦を楽しめる素晴らしいパン屋さんです。

SHOP INFORMATION
【店名】テンパーニュ
【住所】東京都品川区二葉3-28-1
【電話番号】なし
【営業時間】木・金/12:00~17:00 土/11:00~16:00
【定休日】日・月・火・水
【Webメディア】HP https://tempagne.com  Instagram https://www.instagram.com/tempagne_/

※写真の商品の種類、価格は、2025年12月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前にInstagramでご確認ください。

 


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

一覧へ

この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。