兵糧パンをそのまま再現!!パン祖のパン


3連休最終日、鉄道好きな主人の希望で浜松の新幹線整備工場で行われた
イベントに行ったので、浜松のパン屋に足を運ぼうと思ったら月曜定休日の
パン屋がほとんどで断念。

車で三島市へ移動し「グルッペ」さんへ。こちらは『日本全国ご当地パン祭』で
第3回、第4回と連続優勝されているお店だそうです。第3回の
“みしまコロッケパン”は売り切れだったので、第4回の“みしまフルーティキャロット”
を購入。生地に三島人参を練り込み、コロネのように中に角切りの人参ゼリーと、
生クリームとカスタードクリームを合わせたものが入っています。ほのかに人参の味は
しますが甘みだけなので人参の苦手な方にもチャレンジしてもらえると思います♪

珍しいのは“パン祖のパン”。私が「パン屋さんめぐりの会」主催者の片山さんに
出会ったNHKの講座で教わったもので、日本にパンが入ってきたのは弥生時代、
そこから変遷を経て復活したのが江戸後期の伊豆・韮山の代官〈江川太郎左衛門〉
が兵糧パンを作ったのが初めと言われているものを再現してあります!
全粒粉、塩、米麹のみ、長期保存に耐える乾パンのような味と食感でした。
スープに浮かべて使おうかなあ(^_^;)

オレンジ色のみかん食パンも珍しいので食べてみたところ、甘さというより爽やかな香り
と皮のほろ苦さを感じます。生クリームのせて食べたい!!

創業から65年の地元に根付いたパン屋さんながら、
意欲的に新しいものにチャレンジする姿勢が素敵です。


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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。