あの東京の天然酵母ハード系パンの名店の技が息づいている札幌のパン屋さん【ベーカリー栞(しおり)】(北海道・札幌市)」


0

天然酵母パンの草分けとして、代々木富ヶ谷の『ルヴァン』はパン好きの人達に知られたお店です。
そのルヴァンで約12年修業された後、2021年12月に『ベーカリー栞(しおり)』をオープンされたのは店長の橋本由梨さんです。

お店は札幌市営地下鉄東西線の西18丁目駅から徒歩2分くらいの至便の場所にあります。
売り切れが早いと聞いていたので、この日の開店時間の12:00と同時に伺いました。(開店時間は月や曜日によって異なるので、必ずインスタグラムでチェックしておくことが必要です)

お店に入ると、ルヴァンの名物の「玄米キッシュ」が目に飛び込んできました。栃木県のお米と北海道産あずきが使われているそうです。他には本日のスコーンやドライフルーツとナッツのケーキなど、シンプルで力強いパンが並んでいました。パンの焼き色が何となくルヴァンと似ている気がしました。

お店の説明が「自家製酵母で焼くパンと手折りパイの店」なので、パイもたくさんあります。この日はフルーツジャムやあずき、玉ねぎなどがありました。

「スパイスロールパイ」はクロワッサン生地にシナモンとカルダモンというユニークな組み合わせです。

【購入したパン】

*あずきパイ(画像上)

*夏みかんのマーマレードパイ(画像下)

あずきパイはてんさい糖で炊いた小豆が入ったパイです。中には餡がぎっしりと詰まっていました。甘さ控えめなので、すっと入ってしまいます。

夏みかんのマーマレードパイは、甘さの中に夏みかんの酸味と苦みもしっかりと感ずることができるマーマレードと、手折りのパイとが織りなす豊かな味わいを愉しむことができました。

*フルーツ&ナッツ(画像右)

ルヴァンの「メランジェ」を彷彿とさせてくれるような、ドライフルーツとナッツがたっぷり入ったハード系です。リベイクすると、クラストがカリカリ!クリームチーズとの相性抜群でした。

*カンパーニュ(1/4)

ずっしりと重みのあるカンパーニュです。自家製酵母の香りが漂い、クラムもみっちりと詰まった感じです。オープンサンドやタルティーヌにぴったりだと思います。

今回このベーカリー栞さんを知ったのは、ルヴァンの創始者甲田さんのご紹介からでした。
素敵なお店をご紹介いただいて良かったです。
この日はなかったクロワッサンや食パンも次回トライしてみたいと思います。

SHOP INFORMATION
【店名】ベーカリー栞(しおり)
【住所】北海道札幌市中央区大通西18丁目1-14 藪商事ビル 1階
【電話番号】050-1372-5577
【営業時間】水・木・金/12:00~18:00   土/12:00~売り切れまで(営業日と営業時間は必ず下記Instagramで確認のこと)
【定休日】日・月・火

※写真の商品の種類、価格は、2025年4月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。

 


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

ベーカリー栞(しおり)
北海道札幌市中央区大通西18丁目1-14 藪商事ビル 1階
電話番
050-1372-5577
営業日
【営業時間】水・木・金/12:00~18:00   土/12:00~売り切れまで(営業日と営業時間は必ず下記Instagramで確認のこと)
【定休日】日・月・火

Instagram
https://www.instagram.com/bakery_shiori/

一覧へ

この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。