パリの雰囲気やアートを感ずるパンは名実ともに大阪No.1の【パリ・アッシュ】(大阪府・大阪市)


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大阪、本町(ほんまち)で人気だったパン屋さん「フール・ドゥ・アッシュ」さんが、2013年に中之島のダイビル・リニューアルを機に移転して店名も新たに「パリ・アッシュ」としてオープンされました。

オープン以来ずっと人気が絶えず、行列店となっています。この日も入店まで1時間くらい待ちました。

パリアッシュのオーナーシェフ天野さんは、東京の洋菓子店「イル・プル・シュル・ラセーヌ」でパティシエのご経験もあり、パリアッシュさんのパンに生かされていると思います。パリがお好きで、店名にもなっていますね。またアートもお好きなようで、パンのネーミングにもなっています。

お店に入り、「空飛ぶ豚」のオブジェに驚きながらパンを選びます。この豚はお店のロゴになっているようですね。

奥のショーケースにあった「ディプロマット」(画像左)。一見マリトッツオのようですが、ブリオッシュ・フュイテ(織り込んだブリオッシュ)にディプロマット・クリーム(カスタードクリームと泡立てた生クリームを合わせたもの)をサンドした本格的なお菓子のようなパンです。

さて、メインのショーケースに目を移すと、色とりどりの美しいパンが並んでいます。
こちらはヴィエノワズリ系が中心のコーナー。

「ハチミツの誘惑」とか「桜咲く」などユニークなネーミングです。

この「トリコロール」は一瞬で心を奪われる魅力的なルックスでした。

画像一番下手前の「睡蓮」は画家のモネをイメージして作ったパン。さすがアートにも造詣が深い店主のセンスが窺われます。

【購入したパン】

*トリコロール

フランス語で3色を意味するパンは、イチゴ、ピスタチオ、カシスのライ麦パンです。生地は硬めで、見た目も美しくて色々な味わいを愉しめます。ブーランジェリー・アダチの「フリュイ」に似ていると思いました。

*栗とポルチーニ

ポルチーニのいい香りがして、中に栗が潜んでいました。

*睡蓮(画像左)

モネの睡蓮を連想したパンは、カシスピューレを練り込んだ生地にスイートチョコ入り。カシスの酸味がしっかりと効いていて甘さを和らげてくれます。

*ほうじ茶とバラとクランベリー(画像右)

ほうじ茶とバラの香りが漂い、クランベリーの酸味が効いたリッチなテイストのパン。

*ラミデュヴァン

ゴルゴンゾーラ入り生地にいちじく、プルーン、マスカットレーズン、くるみ入り。ゴルゴンゾーラがアクセントになったこちらもリッチなパン。

見た目も味も最高のパン屋さん、名実ともに大阪No.1だと思います。

SHOP INFORMATION
【店名】パリ・アッシュ
【住所】大阪府大阪市北区中之島3-6-32
【電話番号】06-6479-3577
【営業時間】11:00~19:00(土 18:00)
【定休日】日・月・火

※写真の商品の種類、価格は、2025年4月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。

 


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この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。