沖縄素材や小麦に拘った種類豊富なラインナップ、ハード系は圧倒的な美味しさの【おとなりや】(沖縄県・中頭郡読谷村)


0

沖縄に行くと必ずと言っても過言でないくらい伺うパン屋さんがあります。本島中部の読谷(よみたん)村にある「おとなりや」さんです。

お店の前にはサボテンなどの植物が並んでいて、上部に飾られた印象的な絵が目を惹きます。

店主の齊藤隆之さんは大阪ご出身で、2008年12月におとなりやさんをオープンしているので、はや16年余ですね。沖縄素材や国内外の小麦に拘ったパンは、70~80種類とも言われる豊富なラインナップで、迷うこと必至です。これだけ種類があれば、自分好みのパンも直ぐに見つけられます。

私がいつも購入するのはハード系です。今回もその美味しさに驚かされました。

店主が育てた月桃(沖縄で親しまれているショウガ科の植物)のあんぱんや黒糖などの沖縄素材を使ったパンは、やはり魅力的です。

本土では殆ど見られない紅芋食パンやグルテンフリーのパンまで、健康や買い手の様々なニーズに応えてくれるパンが並んでいます。

人気商品の「琉球松」はクルミパンのフレンチトーストですが、こちらも黒糖入りで沖縄ならではのパンです。

店内にはLPレコードや絵が飾られ、ソウルミュージックが流れているのでとてもいい雰囲気です。

【購入したパン】

*たんかんとラムレーズンとくるみのライ麦パン

たんかんはポンカンとネーブルの掛け合わせでできた柑橘ですが、沖縄や鹿児島が産地です。このハード系はしっかりと硬く、たんかんとラムレーズンの酸味とジューシー感に加えて、くるみライ麦との相性が抜群で、感動の美味しさでした。

*琉球松(画像左)

外はカリッ、中はプルッのフレンチトーストはクルミパンが生地ですが、黒糖が優しく香ります。大きなクルミが入っていて、味と食感のアクセントとなっています。

*シナモンバター(画像中)

大好きなシナモンとバターの意外な組み合わせ。シナモン好きならマストバイです。

*クリームチーズとクランベリーのミニパン(画像右)

クランベリーの酸味とクリームチーズは黄金の組み合わせです。

いつ伺っても、様々なニーズに合ったパンを見つけられるおとなりやさん。特にハード系は秀逸です。

なお、読谷に行かれたら、近くの「万座毛(まんざもう)」に行かれることをお勧めします。

また少し足を延ばして、東海岸の「果報(かふう)バンタ」も絶景を見ることができます。

SHOP INFORMATION
【店名】おとなりや
【住所】沖縄県中頭郡読谷村瀬名波633-2
【電話番号】098-958-6260
【営業時間】8:00~18:30 ※売り切れ次第閉店
【定休日】木・日

※写真の商品の種類、価格は、2025年2月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

おとなりや
沖縄県中頭郡読谷村瀬名波633-2
電話番
098-958-6260
営業日
【営業時間】8:00~18:30 ※売り切れ次第閉店
【定休日】木・日
Instagram
https://www.instagram.com/otonariya.yomitan/

一覧へ

この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。