小さな店内いっぱいに並ぶ“やさしい”パンたちにほっこり癒されちゃう【ここね】(東京都・武蔵野市)


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パン好きライターのもちづき千代子です。パンの匂いって本当に「癒し」ですよね。嗅いだだけで、思わず頬が緩んでしまう……ひいてはパンの匂い=幸せの匂いだと思うんですよ。

さて。今回ご紹介するのは、そんな幸せな香りが小さな店内いっぱいに広がる素敵なパン屋さん。三鷹駅と吉祥寺駅の間の住宅街に佇む「ここね」さんです。


2012年2月にオープンしたここねは、北海道産小麦と天然酵母種を使った手作りパンのお店。定番の食パンや総菜パン、菓子パンだけでなく、日替わりでその日しか会うことのできないパンもあるんです。看板も手作り感満載ですっごくカワイイ!


ここねはとっても小さなお店。扉を開ければ、すぐにたくさんのパンが陳列された棚と対面できます。そこに並ぶパンたちはみんな、どこかお店の印象がそのまま形になったかのように、小さくて素朴で愛おしい。そっと優しく手にとって壊れないように大切にしてあげたくなってしまいます。



そして何より、お店に広がるパンの匂いと温かな空気感が堪らないのですよ!あの店内の空気に触れた途端、ここねのパンたちには飾らずに素直な気持ちで対峙したくなります。心が疲れているときに買いに来たら、無意識に泣いてしまうかもしれない(笑)。

というわけで、やさしさと癒しを求めている様子のもちづきが今回紹介するパンはこちらの3種類!

まずはこちらの「ここねマフィンプレーン」。北海道産小麦の香りと甘みをストレートに味わうことができる、天然酵母種100%のマフィンです。手のひらサイズにおさまるキュートなサイズ感に笑みが零れてしまいますね。

しかし、このシンプルさを侮るなかれ。このマフィン、食感が恐るべきもっちり具合なんですよ!何も知らずにハムっとしたら「えっ!? つきたてのお餅なの!? 」と思わず勘違いしてしまいそうになるレベル。そして味の方は期待を裏切らないやさしさ。毎日食べてもきっと飽きない。むしろ毎日これで朝を迎えたい。日常の食事にぴったりな逸品です。

続いては「手作りカレーパン」。カリっと揚がったタイプではなく、焼きカレーパンなのでかなりヘルシーです。サイズも小さめなのでダイエット中も罪悪感なく食べられそう。見た目からしてもまさに「ここねのカレーパン」といった雰囲気なのもイイですよね。

中に入ったカレーは、やや甘口でどこか懐かしいお味。パンとの相性も抜群です。これならお子さんにも安心して食べてもらえるでしょうね。玉ねぎやニンジン、トマトがたっぷりと煮込まれているそうで栄養も満点。そしてなんと、使われている豚ひき肉は平田牧場のものなのだとか。素朴なようでいて、しっかりと手がかけられているあたりが流石です!

そしてラストは、ここねの代名詞ともいえる動物パン!超~~~~可愛いフォルムに思わず一目惚れしてしまった「ねこパン」です。このねこちゃん、ちょっぴり生意気そうな目つきが堪らんですね。こんなに可愛いと、ちょっと食べるのに躊躇してしまう……。

でも食べちゃう!ひと思いにパクリといったところ、なんと頭の部分にチョコレートカスタードクリームが詰まっているではありませんか。これが想像以上にリッチで、でもやさしいパン生地と不思議とマッチしていて、凄くすごく美味しい。可愛い+美味という最強カードを切ってくるとは、ここねさんやりますね……。これはリピしたくなること請け合い。ちなみに、ねこパンは夏頃までの販売だそうなので、食べてみたい方はお早めにお願いします。

今回は、三鷹の「ここね」さんをご紹介しました。皆さんもほっこり温かな気持ちになれるパンをお楽しみください。

SHOP INFORMATION
【店名】ここね
【住所】東京都武蔵野市中町2丁目24−11
【電話】080-5693-5524
【営業時間】11:00~18:00(火、金曜日)、11:00~17:00(土曜日)※いずれも売切れ次第終了
【定休日】月、水、木、日曜日


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パン屋さんのご紹介

ここね
東京都武蔵野市中町2丁目24−11
電話番
080-5693-5524
営業日
【営業時間】11:00~18:00(火、金曜日)、11:00~17:00(土曜日)※いずれも売切れ次第終了
【定休日】月、水、木、日曜日
HP
https://kokone.capoo.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/kokone.bakery/

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この記事を書いた人

もちづき千代子

もちづき千代子 さん

パン好きなフリーライター。美味しいもの・美味しい酒に恋焦がれながら、美味しい人生を探索中。