本場仕込みのノルウェーパン。国産小麦を使い、スパイスもオーガニックにこだわった【シリケカフェバーケリ】（静岡県・静岡市）

2023年02月14日 TETSU.0011

皆さんはノルウェーのパンって食べたことはありますか？
北欧ノルウェーで食べられているパンは主に全粒粉を使い、カボチャやひまわりの種などをたっぷり入れたずっしり重くて栄養価の高いのが特徴。
そんなノルウェーパンを食べられる静岡のお店をご紹介します。

静岡市葵区、駿府城にも近い駿府町の通り沿いで2022年11月にOPENしたのがkirkekafe bakeri（シリケカフェバーケリ）さん。本店は駿河区にあり、こちらは2号店。

ちなみに店名は英語ではなくノルウェー語の表記。
bakeri（バーケリ）は「ベーカリー」、kirkekafe（シリケカフェ）は「教会のカフェ」という意味で、礼拝後に手作りのケーキやお茶で過ごすちょっとした時間をこう呼ぶそうです。

ずらりと並ぶパンは全て、ノルウェーのオーガニックベーカリーでパンを学んだ店主が焼いたもの。
小麦は全て国産、種やスパイスもオーガニックのものを選ぶなど身体への優しさにこだわっています。

ノルウェーでいうサンドイッチ「スモーブロー」や菓子パンとしては定番だという「スコーレブロー」などもありますよ。

こちらはテイクアウトした2種類
■カボチャの種のルンド

有機カボチャの種をたっぷりと練り込んだミニパン。
乳・卵・砂糖・バターは使わずに作られており、少しハードな食感と小麦の香りに種の食感がザクザクと入ってくる、見た目より食べ応えのあるパン。

■シナモンロール

お店の1番人気商品！
平飼い卵にこだわりの牛乳とバター。
有機シナモン＆有機キビ糖のふんわり広がる甘さが魅力。

シリケカフェバーケリさんではイートインも可能。
今回はハムチーズ野菜のスモーブローをチョイス。
ここでいうスモーは「バター」、ブローは「パン」のこと。

レタスがたっぷりで見えにくいのですが、レンコンやパプリカも入っています。
パンはよく見る白いふんわりしたものではなく風味のある、しっかりした味わいのもの。
ノルウェーパン特有の「ずっしり感」はここでも健在。