長閑な住宅街に佇む日曜日限定のパン屋さん【Bakery TAKU(ベーカリー タク)】(奈良県・吉野郡大淀町)

2022年11月19日

0

こんにちは!

パンめぐリストのATAKOです。

今回は、筆者の生まれ育った奈良県吉野郡大淀町にある日曜日限定オープンのパン屋さんに行ってきました。

奈良県の南半分を占める3町8村で構成される吉野郡。

そんな吉野郡の中核としての役割を担う大淀町は、近年、宅地開発による人口の増加や、南和地域の救急医療、災害医療及びへき地医療の拠点病院としての役割を担う南奈良総合医療センターの開院など、吉野郡の活動の中心地となっている一方で、豊富な自然に囲まれたベッドタウンとしての顔も持っています。

久しぶりの故郷で、「Bakery TAKU」を初訪問です。

近鉄吉野線福神駅から徒歩約6分、住宅街の入り口に佇む店舗兼住宅のお店が見えます。

かわいらしいグリーンの扉と、扉の前で風になびくのぼり旗が目印です。

店頭には、お店のこだわりやメニューが貼られた黒板があります。

こちらのお店で使われている小麦粉、全粒粉、ライ麦全粒粉は100%北海道産のもの。

副材料に関しても極力有機・オーガニック・無農薬栽培のものを用い、着色料や合成添加物などを使用したものは避けているそうです。

また、ツバキの花から採取された自然酵母を使用し、クリームやメロンパンの皮には粗精製された北海道産のてんさい糖を使っているというこだわりよう。

どんなパンがあるのか、楽しみです。

こちらのお店では、自分でパンを取るスタイルではなく、ショーケースに並んだパンを選んで注文します。

どのパンも小ぶりです。女性でも軽く3つは食べられそうなサイズ感です。

並んでいるパンを見てみると、「甘酒バタール」や「甘酒カンパーニュ」、「甘酒めろんぱん」など、“甘酒”の文字が目に入ります。

店主さんに聞いてみると、こちらでは、パン生地に精製糖は使わず、奈良県産ヒノヒカリと有機米麹で作られた自家製の甘酒を使用しているそう。

そんな店主こだわりのパンは、どんな味を楽しめるのでしょうか。

とてもワクワクします。

「卵サンド」や「えびかつサンド」、「チョコバナナカスタード」といったサンドイッチもありました。

今回いただいたパンをご紹介します。

■甘酒めろんぱん

■クリームチーズとイチジク

■アイスめろんぱん

こちらが「甘酒めろんぱん」です。

白っぽく、ツヤッとした印象です。

ほわっと甘酒の香りがします。

普段食べ慣れたメロンパンに比べて、やさしい甘さの「甘酒めろんぱん」。

ほんのり甘酒の風味も感じられます。

こちらが「クリームチーズとイチジク」です。

北海道産ライ麦を使用したカンパーニュ生地のパンです。

良い香りがします。

外側のパリッとした歯応えと、中のもっちりした食感がたまりません。

噛めば噛むほどに味わい深い、ほんのり酸味のある生地に、甘酸っぱいイチジクの風味とクリームチーズのコクがよく合っています。

そしてこちらが「アイスめろんぱん」です。

店頭ののぼり旗にもあった「アイスめろんぱん」。

4月~11月までの期間限定商品だそうです。

「甘酒めろんぱん」にアイスクリームを挟み、冷凍したメロンパンです。

5分ほど解凍してから食べるとのこと。

凍らせたパンの食感がおもしろい、甘酒の風味を楽しみながらサッパリいただける商品です。

 

甘酒で甘みを出したパンに出会うことはなかなか少ないのではないでしょうか。ノンアルコールなので、お酒が飲めない方でも安心して食べられますよ。また、知る人ぞ知る隠れ家的な店舗も魅力的です。

 

SHOP INFORMATION
【店名】Bakery TAKU
【住所】奈良県吉野郡大淀町福神1-111
【電話番号】 0747-55-4646
【営業時間】10:00〜16:00
【営業日】日曜日

※写真の商品の種類、価格は、2022年10月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはInstagram、Facebookにてご確認ください。


この記事に関連するキーワード

パン屋さんのご紹介

一覧へ

この記事を書いた人

ATAKO

ATAKO さん

週の3日をパン屋さん巡りに費やす、パン好きのWebライター。ふわふわ系、もっちり系も好きですが、塩パンやハード系パ ンが特に好きです。大阪の中河内地域・南河内地域、奈良県を中心においしいパン、おすすめしたいパン屋さん情報をどんど ん発信します。