シンプルながらもこだわりの詰まったパンが並ぶ神楽坂の名店【Pain des Philosophes(パン・デ・フィロゾフ)】(東京都新宿区)
今回ご紹介するのは東京メトロ神楽坂駅から徒歩5分ほどのところにある「Pain des Philosophes(パンデフィロゾフ)」さん。
住宅街の坂の途中に現れるお店。
通り過ぎてしまいそうな落ち着いた店構えながらも、絶え間なくお客さんが出入りする人気店です。
その人気の理由のひとつは、オーナーシェフの榎本哲さん。
「ドミニク・サブロン」はじめ、有名なパン屋の立ち上げに関わっておられます。
その哲学を表すような、シンプルながらもこだわりの詰まったパンが並びます。
訪れたのは14時過ぎ。
パンの数は限られていましたが、時間によって焼き上げる種類が異なるため、すべてのパンが揃うことはないそう。
その時々のパンとの出会いもまた、楽しみのひとつですね。
◆クロワッサン
AOP発酵バターが使われており、芳醇なコクのある香りと味が特徴的。
端正な佇まいは思わず眺めていたくなる美しさです。
しっかりとバターの香りがしつつも、すっと鼻を抜け、後にはまろやかさの残るような感覚で、重さはありません。
外はパリパリサクサクと軽さがありつつ、中はみっちりと詰まっており噛みごたえのある生地。
良いものを噛みしめている、そんな感覚のある逸品です。
◆北海道とうもろこしのリュスティック
高加水のリュスティックに、とうもろこしを練り込んで焼き上げたパン。
季節によって、練り込まれる具材が異なるようです。
ふんわりとしていながらも、最後にはもちっと口の中に水分を感じる、絶妙な加水の加減。
生地の外側に出たコーンは、焼きとうもろこしのような香ばしさがあり、内側のコーンはほのかな甘みがあります。
夏を感じさせる、優しい味わいのパンです。
◆チャバタ・オリーヴ
こちらも高加水のパン。
生地にはグリーンオリーブが入っています。
リュスティックよりも加水率が高いのか、ややねっとりとした弾力も感じます。
噛むほどに増す、小麦の香ばしい香りとほのかな甘み。
そこにオリーブの塩味と芳醇なコクが加わり、味に奥行きが増します。
小麦の配合や発酵、そして水分量にも細部に至るこだわりが感じられる逸品です。
この他にバゲットも食べましたが、それもまた他店にはない繊細なバランスを感じる美味しさ。
どの商品をとっても、多くの人が足繁く通うのも頷けます。
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
SHOP INFORMATION
【店名】Pain des Philosophes(パン・デ・フィロゾフ)
【住所】東京都新宿区東五軒町1-8
【電話番号】03-6874-5808
【営業時間】10:00~19:00 ※売り切れ次第終了
【定休日】不定休(SNSにて告知)
※パンのご予約お取り置き不可
※写真の商品の種類、価格は、2022年8月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはInstagramにてご確認ください。
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パン屋さんのご紹介
- 店名
- Pain des Philosophes(パン・デ・フィロゾフ)
- 住所
- 東京都新宿区東五軒町1-8
- 電話番号
- 03-6874-5808
- 営業日時
- 10:00~19:00 ※売り切れ次第終了
【定休日】不定休(SNSにて告知)
※パンのご予約お取り置き不可
この記事を書いた人
Kayo さん
パン屋めぐりが毎週末の楽しみ。個人経営のぬくもりのあるお店とパンが大好きです。
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