明治時代に建てられた蔵をリノベーションした素敵な空間のあるパン屋さん【関次商店 パンの蔵 風土】（神奈川県藤沢市）

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2022年03月05日 Nori

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こちらは間違いなくパン屋さんなのです。

東海道の宿場町だった藤沢に、明治時代の1886年に建てられた国の登録有形文化財「関次商店の穀物蔵」。その建物をリノベーションして作られたお店。どんなお店なのか気になりますよね。

温もりを感じられる木の扉。閉まっているのでちょっとためらうかもしれませんが「open」の札が掛かっていれば大丈夫！扉を開けてみましょう。

タイムスリップしたかのような空間。高さのある天井、レトロで素敵な佇まい。

パンの香りが充満しています。

こちらのお店は店員さんに欲しいパンを伝えて取ってもらうスタイルです。

シェフが酵母にこだわり、身体にいいもの、優しいものを考えて作られているパン。小さなお子様にも安心して食べさせられますね。

「ハム卵サンド」

オーガニック全粒粉丸パンで作られたサンド。卵、乳製品、砂糖不使用なのですが、もっちり香り高いパン。具材となっている卵サラダもとても優しい味がします。

ひまわりの種の食感も楽しい。

「自家製ミルククリームサンド（ラムレーズン）」

ミルククリーム好きなのでこちらもチョイス。バゲットはレーズン酵母で北海道産の減農薬小麦使用。香り高く美味しい。ラムの味がかなり濃いめ、ジュワッとくる感じにまろやかなミルククリームが絶妙なバランスです。

「あんバターサンド」

あんバターを見ると買わずにいられない（笑）

使われているパンはミルクパン。卵不使用で低温殺菌牛乳と粗糖で作られています。シンプルなのでサンドイッチに向いているとか。

リベイクすると甘く香ばしい香りがすると書かれていたので、バターを気にしながら少しだけ焼き直していただきました。

本当にいい香り。優しい味のあんこもとても美味しかったです。

「風土カンパーニュ」

シェフにオススメをお聞きしたらこのパンを教えてくださいました。

イースト不使用で小麦酵母とレーズン酵母で焼かれたパン。使われている小麦全粒粉もライ麦全粒粉も無農薬です。

少しライ麦の酸味を感じるカンパーニュ。シンプルに食べても美味しいですがサンドイッチにしたり、スープなどと食べるのもいいですね。

こちらのお店はイートインも出来ます。先に席を確保してからオーダーです。

席も空いていたのでイートインもしてみました。持ち帰るパンや飲み物も一緒にオーダー。食べるパンと飲み物は席に持ってきてもらえます。

「フレンチトースト」

純国産鷄卵、低温殺菌、粗糖に加え、国産ラム酒を使った卵液に浸したパンをじっくりキャラメリゼして作られているそうです。

席に持ってきてくださったフレンチトーストは温かくふわふわでした。

上品な甘さの中にラムの香り。凄く美味しかったです。

半分だけ食べて残りは自宅で食べました。冷めると食感が締まった感じになり味が濃縮された気がします。温めるかそのままか、お好みで食べてみてください。

ちょっと日常と離れ、ノスタルジーに浸れる空間。

そんなパン屋さんで時間を過ごすのも素敵ですよね。

SHOP INFORMATION
【店名】関次商店 パンの蔵 風土
【住所】神奈川県藤沢市本町4丁目5-20
【電話番号】090-2147-6314
【営業時間】9:00～15:00（売り切れ次第close)
【定休日】日・月・火曜日
※夏季/冬季休暇、その他臨時休業は店頭・Instagramでお知らせ

※写真の商品の種類、価格は、2022年2月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗またはInstagramにてご確認ください。

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