10年越しの夢を叶えた、塩パンが美味しいパン屋さん【パンツクルヒト】(宮城県大崎市)


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宮城県大崎市三本木。市内中心部から少し離れた田畑が広がるのどかな風景。

その中に建つ1軒のかわいらしい建物がこちらのパン屋さん。

17年の2月にパン屋さんをご自宅の敷地内に建て、10年越しの夢叶えたのはこれまたかわいらしいご主人さん。

混雑を避けるため、販売は開店時間前に配布する整理券制をとっていらっしゃいますが、朝早くからお店の前には整理券を求めるお客さんの車でいっぱいになることも。

入口の扉を開けると、3人も入るといっぱいになるこじんまりした店内。

建物の半分はパンを焼くスペース。さらに半分がパンを並べる陳列棚と販売するスペース。

天井近くまで届く壁際の棚には藤かごのバスケットが整然と並んでいて、焼きあがったパンが種類別に収められています。

まずはプレーンの「塩パン」。こちらでまず真っ先に食べて頂きたいパン。小麦粉とバターが主原料のシンプルなパン。外側は香ばしくてカリっと焼けてるけど中はとっても柔らかいんですよ。

きゃしゃでかわいらしいご主人が前日夜から早朝にかけて、10キロ以上の生地を、機械も使わずすべて手捏ねで仕込んでいらっしゃって。

パン作りされた方ならわかると思うけど、1キロの生地を手で捏ねて仕込むってそれはそれは大変な重労働なんです。

生地からあふれる国内産小麦の甘みに、パンへの愛が加わって、上にまぶしてある岩塩が生地の甘み・旨みをさらにひきたててます。

何はなくともまずこちらを!

この美味しいプレーンの塩パンの中に、美味しいあんを入れたさらに罪つくりな塩パンがこちらの「塩あんパン」。表面の黒ごまと岩塩が目印です。

生地の甘じょっぱさと、あんこの甘さの対比が見事です。

塩パンシリーズの中にはちょっとした食事代わりになる惣菜パンも。

その1つがこちらの「ハムチーズ」。パン生地の中から、とけたハムとチーズがみゅーんと飛び出ていて、本能に訴えかけてくるビジュアル。飛び出た部分がカリっとした食感で、柔らかいパンとの変化も○。食べ応えもあって軽い食事にはオススメです。

岩塩に芥子の実がまぶされた塩パンが「うぐいす」。私が好きなパン。青えんどう豆から作った鮮やかな緑色のあんこが中に。

豆っぽい香りを残しつつ、和菓子のような上品な甘味もあって。緑のあんこを見ると、枝豆から作る宮城名物「ずんだあん」を連想する方も多いけど、うぐいすもおすすめですよ。

SHOP INFORMATION
【店名】パンツクルヒト
【住所】宮城県大崎市三本木蒜袋字北屋敷103-4
【電話番号】090-3983-2111
【営業時間】11:00~16 :00※完売次第終了
【定休日】不定休

※写真の商品の価格は、2021年12月現在の価格となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗または、Instagramにてご確認ください。


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パン屋さんのご紹介

パンツクルヒト
宮城県大崎市三本木蒜袋字北屋敷103-4
電話番
090-3983-2111
営業日
11:00~16 :00※完売次第終了
【定休日】不定休
Instagram
https://www.instagram.com/pantsukuruhito/?hl=ja

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この記事を書いた人

まなちん

まなちん さん

パンフェス「SENDAI BREAD FES運営責任者」。仙台を世界に誇るパンとコーヒーの街にすべく活動をしています。仙台パンシェア会主宰,Coffeefellows所属。