アンデルセンのルーツ【広島アンデルセン】は、まるで食のデパート
首都圏のデパートや駅ナカに店舗があり親しまれている「アンデルセン」のそのルーツは広島です。創業者の高木さんが1948年に「タカキベーカリー」として創業し、欧米視察で立ち寄ったデンマークのホテルの朝食で食べたデニッシュペストリーを日本で伝えたいと思い、研究を重ね、提供するようになりました。広島アンデルセンは1967年にオープンし、2020年8月1日リニューアルオープンしました。ピカピカのビルです。
入口にデンマーク・コペンハーゲンの人魚の像のレリーフがあって、北欧気分を盛り上げてくれます。
1Fがパンを中心としたショップ、2Fがレストランになっています。1Fのショップには、パンの他にケーキ、焼菓子、シャルキュトリーなど様々なものが販売されていて、まるで食のデパートのようです。
さてそのパンですが、かなり広いスペースをとってあります。名物の「広島サワーブレッド」は広島の日本酒からとった乳酸菌とオリジナル酵母を用いたサワー種から作られています。仄かな酸味が特徴のハード系パンです。
アンデルセンと聞くとデニッシュのイメージですが、実はハード系も充実しています。フルーツを使ったものや、コンプレ、くるみなどがありました。
ドイツパンも充実、シリアルブロート、ミッシュブロート、セザムブロートなど本格的です。
そして看板商品のデニッシュペストリー。欧米視察から帰国後に提供して以来、日本のパン文化にデニッシュを根付かせてくれたと言っても過言ではないでしょう。「スパンダワー」や「フルーツデニッシュ」、「シナモンデニッシュ」などの定番の他に、「あんデニッシュ」など和のデニッシュも魅力的です。
こちらはケーキのコーナー。スタイリッシュなケーキが並んでいます。
シャルキュトリーも豊富にあり、パンと合わせるのが楽しみなアイテムばかりです。
購入したパンは、店内とテラスでそのまま頂くことができます。私は「バゲットハムサンド」を頂きました。できたてのサンドイッチ、美味しく頂きました。
持ち帰ったパンは、「広島サワーブレッド」、「グラニースミス×志ブレッド」、「ソフトカーネラグブロード」
デンマーク版イータリーのような、買い物が楽しいパン屋さんです。
SHOP INFORMATION
【店名】広島アンデルセン
【住所】広島県広島市中区本通7-1
【電話番号】082-247-2403(代表)
【営業時間】1Fベーカリーマーケット10:00~19:30
2Fレストラン 11:00~21:00(土日祝8:00~21:00)*L.O20:30
【定休日】原則第3水曜日
※写真の商品の価格は、2021年の12月現在の価格となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗または、HP、Instagramにてご確認ください。(年末年始は営業日・営業時間に変更がある場合がございます。)
この記事に関連するキーワード
パン屋さんのご紹介
- 店名
- 広島アンデルセン
- 住所
- 広島県広島市中区本通7-1
- 電話番号
- 082-247-2403(代表)
- 営業日時
- 1Fベーカリーマーケット 10:00~19:30
2Fレストラン 11:00~21:00(土日祝8:00~21:00)*L.O20:30
【定休日】原則第3水曜日
この記事を書いた人
岡田 亮 さん
本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。
コメントを投稿するにはログインしてください。