【Boulangerie Nishio/北海道・白老】

2021年09月15日

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今回ご紹介するのは、北海道白老にある「Boulangerie Nishio(ブーランジェリー ニシオ)」さん。

一見すると倉庫のような外見なのですが、内側は中庭と半円形の建物が印象的な洗練された空間が広がっています。オープン前に着きましたが、すでに5組ほどの行列が。あたりを漂うパンの香りに昂る気持ちを抑えながらオープンを待ちます。

半円型のカウンターにパンがずらりと整列している光景は圧巻…!ハード系からデニッシュ系、食パン、そしてお子さんの喜ぶアンパンマンまで、幅広い種類のパンが並びます。人気商品を中心に、パンを選んでみました。

◆アズキブレッド

十勝産の小豆、道産小麦、そして厚真町産のななつぼしのお米と、北海道の恵みが詰まったパン。人気商品のため1人5斤までという制限がついています。きめ細やかな断面に光るたっぷりの小豆。小豆を優しく包み込むような、もっちり、しっとり、ふわふわの生地。顔をうずめたくなるような生地です。お米が入っているからか、ほのかな甘みがあります。皮のしっかり残った小豆の食感がほどよくアクセントを加え、非の打ち所がないパンです。

◆発酵バターのクロワッサン

こちらも1人5個までの個数制限のある人気商品。道産の発酵バターを使っており、芳醇な深みのあるバターの風味が香ります。歯を入れた瞬間、パリパリッと音を立てて崩れる層。なんとも小気味良い瞬間です。そんなパリパリサクサクの表面とは裏腹に、内側はしっかりめの生地で、こちらでもまたバターの深い味わいを楽しむことができます。こちらも、ぜひ食べてみていただきたい逸品です。

◆アールグレイの紅茶メロンパン

数々のパンの中でも目立っていたのが、メロンパンの種類の多さ…!通常のメロンパン、チョコチップ、期間限定の瀬戸内レモンクリーム、そしてこちらの紅茶と4種類のメロンパンが並んでいました。これはきっとこだわりが詰まっているのだろうと購入してみました。顔を近づけた瞬間、紅茶の香りがふわりと鼻を抜けます。中心の生地はプレーン生地で、クッキー生地にふんだんに紅茶が練り込まれています。口にしたところからスポンジのようにぎゅっと縮み、そしてふわっと膨らんでいきます。他のメロンパンも試してみたくなる美味しさです。

15時頃に売り切れることも多いようなので、パンが揃う早めの時間に行かれることをオススメします。レーズンサンドなどの焼き菓子もあるので、パンと共にちょっとした手土産を買う際にもぜひ。

SHOP INFORMATION
【店名】Boulangerie Nishio
【住所】北海道白老郡白老町緑丘1丁目2-1
【電話番号】0144-84-3752
【営業時間】10:00~18:00(売切次第閉店)
【定休日】火曜日・水曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗HPにてご確認ください。


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この記事を書いた人

Kayo

Kayo さん

パン屋めぐりが毎週末の楽しみ。個人経営のぬくもりのあるお店とパンが大好きです。