大都会の真ん中に薪窯で焼くパン屋が出現!代々木「パン屋塩見」


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昨年11月22日にグランドオープンした「パン屋塩見」さん。Twitterで代々木に薪窯で焼くパン屋ができると知り気になっていました。

小田急線南新宿駅改札を出て左手(北側)に進み、元小学校だった施設「代々木の杜」の周りを沿うようにぐるっと進み、サンハイムというマンションの先を右折すると、1ブロック先に大きめな建物が見えてきたら目的地です。徒歩7分ほど。

住宅地であまり目印がないので、スマホのナビでたどり着きました。帰りは新宿駅に向かったのですが、そちらのほうがわかりやすく10分強で着きました。

店先には薪が積まれていて「おーっ、本当に薪窯で焼いてるんだ」と期待が高まります。

昨年末に訪問したパン友さんからは「12時の開店30分前から並んだら予約せずに買えたよ」と聞いていましたが、この日は最高気温1桁台。コロナ感染者も増加していることから、並ぶのは避け予約して日を改めようかなあと思っていたら「食パンの焼き上がりが本日14時前後になります」というお店のtweetを見て、これなら並ばなくても買えるかもと向かったら大正解!

木を多く使ったお店は都心にありながらほっとする雰囲気です。

店内に入ると、正面のガラス越しに大きな窯が!
Instagramで塩見シェフが窯を作り上げていく様子を見ていたので「これがあの窯かあ」と見入ってしまいます。都心では見ることのできない風景なので、訪れたらゆっくり見てほしいです。パンを焼く姿を見ていると、まるで無声映画を観ているような、色があるのにモノクロの世界に入り込んだような。職人の背中が語るものを感じ取ることができる場所です。

店内右手にはパンが並んでいます。見るからにずっしり。茶色いパン好きとしてはテンション上がりまくりです!!パン屋塩見さんは食パンとカンパーニュというシンプルなラインナップ。毎日食べる糧となるパン。

この日は新年最初の営業日だったからか、イレギュラーでライ麦入りカンパーニュがありました。やったー。KATAIビスケットやラスクも並ぶ日があるのでtweetは要チェックです!

その日のパンの説明が書かれている黒板。製粉もご自分でなさっているのですね。すごい。店内左手に小さい机が一つ、椅子が二つあり、そこでイートインもできます。

購入したパンを早速家で味見。

◉食パン
1/2サイズを購入。クラストのパリッと感が見るだけでわかります。

ずっしり重い。トップのクラストがパリッとしてひきがあり甘い!なんだろうこの甘さは。小麦の甘さ?ビスケットのようなクラッカーのようなクラストだけカリカリエンドレスで食べられそう(笑)
クラムはむちっと高加水で甘みもあり。口の奥のほうで甘みと共にかすかな酸味が余韻として残る。何もつけなくても美味しい。

トーストすると、ミルキーな甘さを感じる。クラストがカリリカリリと心地よい音をたてる。焼くと甘みが凝縮したように感じます。
塩見さんで買った方の感想で「今まで食べた中で一番美味しい食パン」と評する声を見かけるのがわかる、後ひく美味しさです。

◉カンパーニュ
1/4サイズを購入。1/2、丸々一つも買えます。

トップのクラストはポップコーンのような香ばしい香り。ボトムのクラストは珈琲を焙煎したような香り。トップとボトムで香りがこんなに違うのは初めて。いつまでも嗅いでいられる香しさ。
カチカチと硬く、ナイフを入れるのにやや苦心するほど。クラストが厚い。
ガリガリ音を立てて噛んでいくと堅焼き煎餅のような香ばしさ。
クラムは香りも味もキュッとした酸味がありますがきつくはないです。
むっちりとしてクラストのがっちりさとのコントラストがいいですね。
窯焼きならではの深い香りが鼻腔からふ~っと抜ける。

◉ライ麦入りカンパーニュ
1/4程度をg売りで購入。イレギュラーな商品です。

通常のカンパーニュが黄色みの茶色に対し、こちらは赤みの茶色。
力強く骨太なライ麦の香り。ニッキのようなスパイシーさも感じるほど。
むにむにむちっとしたクラムは酸味があるけれど、日を追うごとにやわらかな甘さを感じるので一気に食べずゆっくり味わいたい。
やはりクラストの香りがとてもいいのは薪窯ならではですね。

店内の黒板にも書いてありましたが、この日は新年一発目の営業で窯の状態から焼きも優しめだそうなので、薪窯の本領を発揮する状態のパンを買いにまた近いうちに訪れようと思います。

【田山花袋終えんの地】がパン屋塩見さんのある場所のようです。
『蒲団』しか読んだことはないけれど国文科卒としては文豪に縁のある場所に偶然訪れられたことも嬉しかったです。

最後に、新宿駅南口や西口からお店までの行き方を私が通った道でお伝えしますね。
「ウェンディーズファーストキッチン」がある西新宿一丁目交差点から10分ほどで着きます。
道幅の広い甲州街道を初台方面に進むと、「千吉」というカレーうどん屋の看板が左手に見えるのでそこを左折。

少し進むと左手に「プーク人形劇場」の看板があるので道路挟んだ右手の細い道をまっすぐ進みます。

「SHIRATORIクリーナース」が一階にあるビルを左に見ながらさらに進むと「サンハイム」という古いマンションがあるのでそのすぐ先の角を右折。

「ヴィクトリア学院」という看板が見えたら斜め右手が「パン屋塩見」さんになります。
薪窯のパンを食べたことがない方、本気のハード系パン好きな方、地方に行かずとも都心で買える味わいをぜひ楽しんでほしいです。

 


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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。