進化系生食パン、 初めて食べる感動の食感!「hotel koe bakery」がオープン


「フィナンシェ食パン~進化系生食パン~」。
食パンの進化系がまた現れました。

東京・渋谷「hotel koe tokyo(ホテル コエ トーキョー)」が手掛けるベーカリーレストラン「koé lobby(コエ ロビー」は、渋谷公園通りパルコの目の間にある、ガラス張りのスタイリッシュなダイニング。
パンのモーニングは好評で、私はオープン当初からよく利用しています。そこが「hotel koé bakery」という新しいメニューがスタートしました。
メニューを一新する形で展開する「hotel koé bakery」の先行試食会の招待を受けて参加したレポートをお届けします。

長谷山大泰シェフと。

パン研究所「パンラボ」所長の池田浩明が監修を務める食パンをメインに5種類の食パンの食べ比べ。

長谷山大泰シェフはメゾンカイザー出身の元気いっぱいの20代。どうしてパン屋さんになったのか伺うと、シェフは小さい時ご飯中心だったそうですが「お母さんが買ってきたメゾンカイザーのトマトのパンに感動した」ことが、パンを好きになったきっかけだとか。これからの期待の星ですね。

看板商品の「フィナンシェ食パン~進化系生食パン~」

濃厚でありながらもふんわりと優しい味わい、エアリーな口どけ。焼き菓子のフィナンシェから発想を得たという食パン。ネーミングからもすぐにピンときますよね。まずはそのまま味わい、次にパンを焼いてみるとサクサクしたミミの部分が好み。シェフが強調していた焦がしバターと、アーモンドパウダーの風味がいい感じに香ります。さらにクラムの部分からは、フランス産A.O.Pの発酵バターも香りが…。食パンの小麦にもこだわりを持ち、北海道産「ゆめちから」と「きたほなみ」をブレンドしています。

お菓子のような甘さは感じられず、これは食事パンとしてレーバーペーストとピンクペッパーをトッピングすると、ワインにと合うと思います。

今回トッピングを用意していただき、試してみました。さらに素敵な箱に入っているので、プレゼントでもらったら嬉しいですネ。

*ショコラ食パン~全身チョコまみれ~

ココア生地に、フランス産の香り高いチョコチップをたっぷりと、クルミの食感もいい感じ。あんバターがイケるという声に、私も試してみるとこれが最高のコンビかも!

甘くない生地があんとの相性をよくしたのかも知れませんね。

手でちぎるといいと聞いて、いつもならパンナイフできるところ。言われた通りに〜。

lobbyでティータイムに供されるのはこちら、「ブリュレシブースト」。灯を暗くして食べたい、火であぶってキャラメリゼされたカスタードが写真のようにとろける様子が。ふんわりとしたクリームの中には甘酸っぱい林檎、まわりにクラムが食感もカリカリとして大人のデザートに。

進化系生食パン、ぜひお試しください!


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パン屋さんのご紹介

hotel koé bakery
東京都渋谷区宇田川町3-7 hotel koe tokyo 1F (koe lobby内)
営業日
モーニング 7:30~11:00(L.O.10:30)
ランチ&カフェ 11:00~20:00(L.O.19:30)

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko