福留 瞬（Candy Boy）の『美味しいパン旅』～幸せになれるパン屋さん～＃１ 『L’Atelier du pain』

はじめまして！！
Candy Boyの福留 瞬(ふくどめ しゅん)です。
僕はパンの消費量が国内で常に上位に輝く兵庫県・神戸市で生まれ育ち、幼少期から朝食は決まってパン！さらに、おやつにも近所のベーカリーのパンが出ることも多く、パンに囲まれて育った僕は、パンを食べることが大好きです♪
パンを食べるだけではなく、パンの製法や歴史などにも興味を持ち、昨年パンシェルジュベーシックの資格を取得しました。最近は、パン作りにも挑戦中です！

『L’Atelier du pain』

そんな僕が今回お伺いしたのは、東京都港区六本木にあります『L’Atelier du pain』(ラトリエ・デュ・パン)さんです！外観は大きな一枚貼りのガラスで、中の様子が伺えるようになっています。

お店に入ると中央に大きな石窯があり、『ここで焼いているんだぁ！』と、パンを選ぶ前からとてもワクワクしました。

イートインが可能なSAKURA Cafeが併設されており、買ったパンがその場で食べられるのもラトリエ・デュ・パンの魅力です！

☆ショコラノア

ソフトな見た目をしていますが、意外とカンパーニュやバゲットくらいのハードさでびっくり。ビターなバトンショコラとオレンジピールが入っていて、生地にはくるみが練り込まれています。
ひと口食べるだけで、チョコのほろ苦さとオレンジピールの甘さ、さらにはくるみの香ばしさまで感じます。ハードな歯応えなので、噛めば噛むほどパンの甘さも味わえる。小振りなのに食べ応えたっぷりのパンでした！

ところで、皆さんはパン屋さんに行ったら、どのようにパン選びをしますか？

商品の説明欄をじっくり読んでから選ばれる方も多いと思いますが…
今回僕は（正直に言いますと…）商品名を見て“直感”で選んだので、実際に食べるまではどんなパンか分かりませんでした！(笑)
というのも、パン選びに時間をかけると、どうしても好みのパンや身近なパンばかりになってしまいます。未知のパンに出会えますように、と今回は直感で選んでみました♪

☆フレッシュマンダリンのデニッシュ

見た目も可愛くて、とても幸せな気持ちにさせてくれます。その日お店を訪れていたたくさんのお客様も、みんな素敵な笑顔でした♪

日本のみかんに近い風味を持つ、マンダリンオレンジを使ったヴィエノワズリー。
温州みかんの旬が冬であるのに対し、マンダリンオレンジは7月下旬から9月下旬頃。まさに今が旬です。

その素材を存分に活かす為に、甘酸っぱいヨーグルトクリームを使用しています。肝心のパン部分がデニッシュ生地なので、フレッシュなジューシーさや甘酸っぱさだけでなく、食感までもが一度に味わえる、この夏にピッタリの爽やかな一品です。デニッシュにかかった粉糖も、酸味を引き締めてくれます。

☆カンパーニュ

週末限定で販売されているカンパーニュ。
表面はカリカリで、中はもっちりそしてずっしりとボリュームのあるパンですが、1/2や1/4サイズもあり手軽に食べられます。

低温で長時間発酵させるオーバーナイト発酵という製法をとっており、こだわりの天然酵母、そして全粒粉で作られています！それにより、小麦本来の香りと甘みがしっかりと感じられます。
是非、クラスト部分とクラム部分を上手にちぎって、同時に味わっていただきたいです！

オープン工房

店内二階にはレストランと、そしてなんとオープン工房があるんです！！僕はもう大興奮で、写真をたくさん撮ってしまいました。(笑)

美味しいパンはもちろんのこと、目でも楽しめる素敵な空間が広がるお店です。