西千葉で楽しめるバゲットサンドならこちらのお店!「シャポー ド パイユ」


西千葉に移転オープンしたサンドイッチショップ『シャポードパイユ』を訪問!

目黒川からもほど近い閑静な住宅街にあったサンドイッチショップ『シャポードパイユ』さん。繁盛していましたが、厨房が手狭になったことから西千葉へ移転しました。

場所は西千葉駅より徒歩4分。線路沿いを歩くと周辺には飲食店が静かに並んでます。

時々バゲットサンドを買いに中目黒のお店へは行ってましたので、ちょっと遠くなり寂しかったですが、新しいお店は、窓口も大きくなり何と言ってもイートインが隣接しているのが嬉しい。

自慢のサンドイッチを実食!

合鴨とイチジクの赤ワインソース

合鴨を少しスモークしてイチジクの赤ワインソースとレタス、マヨネーズでの味わい。
15時間発酵天然酵母を使ったフランスパンは、サンドイッチにぴったりの食感。
シェフの神岡さんはパリでよく食べていた、フランスパンのサンドイッチに近づけるようにとパンを作り続けて、皮は薄めに、中はモッチリとした食感を再現。本場の味です。

もうひとつのポイントは、なめらかな自家製マヨネーズ。

文旦(ブンタン)のママレードサンド

ちらりと見えるオレンジは?文旦のママレードになります。

シェフのお母さんから送られてきたもので、「なんやよう分からへんけど、文旦ちゃうか?」と言っているので、文旦らしいです。ちなみに実家とは姫路ということでした。

そういう自然体のシェフの人柄が、移転してすぐの地元のお客様にも伝わるのだろうなぁと思いました。

黄色く大きな文旦(ブンタン)は栄養満点のフルーツでザボンやボンタンとも呼ばれています。特に文旦の栄養素「ビタミンC」の含有量は柑橘類でトップクラス。文旦の皮は、内側の白綿のところに苦味がありますが、若干苦味がある程度が美味しい。

そこにプラス、ホワイトチョコレートソースとクリームチーズで絶妙なバランス。

いちごのクロワッサンサンド

この時期、旬のいちごと風味豊かな発酵バターを折り込んだ自家製クロワッサンです。

店内は楽しめる工夫がいっぱい!

パンは、トースターで焼きたてをいただけます。

3月8日はミモザの日。

ドライフラワーのお花を販売。パンだけなく、思わず手をのばしてしまいます。

シェフの経歴とお店の歴史

1976年兵庫県姫路市生まれ。(関西人とは一言かわしただけで、すっかり馴染みます!)

高校卒業後は北海道富良野で住み込みアルバイトを始め、なんと20歳の時に植村 直己に憧れ北海道から鹿児島まで徒歩で縦断。
徒歩縦断中にパティシエになりたいと思ったそうです。

この時被っていたむぎわらぼうしが、厳しい雨風から守ってくれたことでいつかお店を開く時は、Chapeau de paille(シャポードパイユ フランス語でむぎわらぼうし)にしようと思いつけました。

その後、地元へ戻り兵庫県宝塚市の宝塚ホテル製菓部で働き、23歳の時にあてもなく単独フランスへ、Creil市のパティスリーで半年働く。その後、オーストリア・ウィーンのパティスリーで半年働く。

2003年 代官山 イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ入社

2008年 表参道のレストラン ル・プレヴェールでシェフパティシエを務める
2010年 中野にSandwicherie むぎわらぼうし開店
2011年 中目黒へ移転 Chapeau de pailleとしてリニューアルOPEN
2018年 西千葉へ引っ越し
(ホームページから引用させていただきました)

*記事の内容は公開時点の情報です。お店の最新情報はお店のホームページなどでご確認ください。


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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko