下北沢で発見！秘密にしたくなる隠れ家サンドイッチ店「SANDWICH CLUB」

下北沢「SANDWICH CLUB」さんを訪問！

Twitterで下北沢の街にサンドイッチ専門店があることを知り訪問。再開発で街の表情が変わっていくことを寂しく感じつつ、新しい出会いに心弾ませながら駅に降り立ちました。

小田急線下北沢駅東口改札を出たら右手の旧南口方面へ進みます。

下北沢南口商店街のアーチをくぐります（左手にマクドナルドあり）。

左手にauとSoftBankがある道をを左折。

少し進むと道の左手に「炭火焼鳥 西田屋」があるのでその角の細い道を左折（電柱の下を見ていただくと「SANDWICH CLUB」の黄色い看板があります）。

この看板が目印。

2020年1月現在、この道の突き当りのビルが工事中のため、警備員さんがいたりして通行止めかと躊躇してしまいますが迷わず突き進んでください！
左手一番奥のガラス張りのお店が目指す「SANDWICH CLUB」さんです。

一人でもゆっくりと過ごせそうな落ち着いた店内。

木の扉を開けると右手に注文するカウンター。女性一人で切り盛りされています。

左手にはカウンター式のテーブルにスツールが３つ。外からのやわらかな陽射しが入り込み、一人でまったりと過ごすのにちょうどいいスペースです。

平日の11時半頃に訪問、先客はテイクアウトの方がおひとり。
メニューは定番が10種類、季節のメニューが2種類あり、どれもありそうで他では見ないメニューなので迷った末に“Teriyaki Chiken 梅てりたま”に。飲み物はハーブティーで。

パンをトーストし、具材を調理して一つずつ作られるので、工程を眺めたり店内に飾られた下北沢付近のお店が載っている手書きマップを見てお散歩コースを考えたり。

できたてのサンドイッチ“Teriyaki Chiken 梅てりたま”を実食！

10分ほどで運ばれてきた出来立てのサンドイッチ。

おっ、パンが茶色い。お野菜もりもり。玉子が綺麗に焼かれていて自分ではこうはならないだろうなあと思いながら「いただきまーす」。

パンに黒糖のようなコクのある甘みが少しある。トーストしてあるので表面がサクサクでとても美味しい。梅てりたまと書いてあったけど梅の味はほんの微かにする程度。てりやきのタレが甘ったるくなくて醤油の香ばしさを感じる和の味付け。

お聞きしたところ、梅はてりやきのタレにほんの少しだけ。チェーン店のハンバーガーショップなどのてりやきソースのような甘ったるい感じを出さずにさっぱりと食べてほしくて使っているそうです。
野菜は水菜やかいわれがたっぷり使われていて、2切れ食べたら満腹のボリュームなのにとてもヘルシーなのが嬉しい。

店主さんのお話を聞きました！

店主の山口結さんにお話を聞くことができました。

2018年1月にこの場所にお店をオープン、ちょうど3年目に入られたとのこと。
サンドイッチが大好きで今のお店を持つ前は間借り営業で日曜日だけサンドイッチ店を開いていて、その頃から人気のあったメニューがメニュー表の上３つ“BLTE”“鶏そぼろ＆チーズ”“オムレツ＆ハム”。次来たらこの中から選んでみます♪

美味しかったパンはどちらのお店のものか伺ったら上北沢にある「STAY FREE」さんのものだそうで、自家培養酵母でパンを作られていて、山口さんは毎週2回お店に買いに行っているそうです。私が食べた茶色いパンは黒糖ではなくあるフルーツのペーストを入れて甘みを出しているんですって（私はお聞きしましたが気になる方は山口さんやSTAY FREEさんに伺ってみてくださいね。クセになる味で、常連さんは具に合わせて使う白いパンで作るサンドイッチも茶色いパンで！とリクエストがあるほどだそうです）。

お店で使っている珈琲は富ヶ谷交差点近くにある「Little Nap COFFEE ROASTERS（リトルナップコーヒーロースターズ）」さんのもの。そういえば「ルヴァン」に行くときに見かけていたのに入ったことはなかったので、今度お邪魔してみようと思います。

山口さんと下北沢の街の変遷についてや、サンドイッチへのこだわり（玉子がお好きでメニューにも玉子を使ったものが多かったり）など、寒い日でタイミングよくお客様もいらっしゃらなかったのでおしゃべりしながら長居してしまいました。
笑顔のキュートな山口さんが作るサンドイッチは、お店に差し込む陽射しのように気持ちまで温かくなる美味しいものでした。