標高1,771mで食べる“こけももパン”が予想以上の美味さ!「北八ヶ岳パン工房 山のパン屋」


北八ヶ岳ロープウェイ乗り場で発見!「山のパン屋」

紅葉にはまだ早い9月中旬、長野県北八ヶ岳エリアの中にある北八ヶ岳ロープウェイで自然を満喫しようと主人とお出かけ。
出発する山麓(さんろく)駅の標高は1,771m、100人乗りロープウェイは通年運行で、夏は観光や登山等のお客さん、冬はウインタースポーツを楽しむお客さんで賑わう観光スポットです。

北八ヶ岳ロープウェイ

車を停めて建物の階段を上がりきると正面奥に「山のパン屋」の文字が!さすがに山頂に上がる前に買うのは我慢してロープウェイに乗車。

山頂には、カフェもありました!

山頂に着くと曇天と晴天が交互に訪れる状況で綺麗な景色は撮れませんでしたが、標高2,237mに広がる国定公園は1周30分ほどなので高山植物を見ながらのんびりハイキングが空気も澄んでいて気持ちよかったです。


山頂駅には山頂喫茶「山のカフェ2237」があり、ここでもパンが売っていましたが種類が山麓駅のほうが多かったので私は買わずに降りることに。天気が良ければ眼下に広がる自然を見ながらテラスで食べるのも良さそうです。

山麓に降りてきて、ちょっと珍しい「こけももパン」をチョイス!

山麓駅に戻ってきて建物をゆっくり見ると、山のパン屋を挟んで右手にはお土産物屋、左手には「スカイレストラン こまくさ亭」がありました。スキー場の食堂ですね。
袋に入って並べられたパンは7種類。高山帯の涼しい場所に生息する『こけもも』はお土産物屋にジャムも販売されていたので、せっかくだからこけもものパンにしよう!

こちらはクリームチーズ入り。今回はこれを購入。

こちらは細長い形が珍しいカレーパン。米粉を使ったもちもちの生地の中には甘口のカレーが入っているそうです。これも食べたかったなあ。他にはあんこギッフェリ(クロワッサン)やアップルシュトゥルーデルもありました。山にあるパン屋さんってギッフェリと呼んで作っているところが多いように感じます。

こけももパンを実食します!

インスタでよく見かける撮り方を真似して(笑)。
生地からのぞくこけもものピンクが可愛い。赤い花の背景もなかなか映える感じでしょうか。

半分に割ってみると、こけももジャムとクリームチーズがたっぷり。
生地にはふすま(小麦外皮)が使われていて、濃い旨みがあります。ラズベリーとは違う奥ゆかしい甘酸っぱさのこけももがよく合います。
売店のようなところで販売されているので正直そこまで期待していなかったのですが(ごめんなさい(汗))、食べたら驚きの美味しさ。蓼科付近に行くときにはまた食べたい!と思わせる「山のパン屋」でした。

※10月中旬が紅葉見頃だったようです。これからはスキーやスノボを楽しむ人の小腹を満たすのにいいお店ですね。


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パン屋さんのご紹介

北八ヶ岳パン工房 山のパン屋
長野県茅野市北山4035-2541
電話番
0266-67-2009
営業日
営業時間:9時~16時(スカイレストランこまくさに準じる)※ロープウェイ営業時間に同調し変動あり。

定休日:HPに特に記載ありませんが自然の中の高地にある為、不安な場合は運営会社にお電話を。

おすすめパン

こけももパン(クリームチーズ入り)200円(税込)※2019年9月現在

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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。