銀座木村家から暖簾分けして創業100年以上。守り続ける庶民の味「築地木村家 ペストリーショップ」


明治43年創業。銀座木村家のれん分け正会員の店。

銀座木村家のれん分け正会員でもあるお店「築地木村家 ペストリーショップ」
築地場外市場内にも店舗があり、以前あんぱんを買ったことがあるのですが、銀座四丁目交差点にある本店には今回初訪問。本偶然に築地周辺を歩いていて見つけました。

 

築地駅の路地のビルの立ち並ぶ一角にあるレトロな佇まいのお店。

 

創業110年というところから凄い!明治43年の築地木村家の創業者「内田栄一氏」により、築地木村家の歴史ははじまります。
今は4代目窯元となる「内田秀司」へ引き継がれました。

帰りにこのような会員証を発行を頂きなんか嬉しい気分。

会員証がもらえた

進化したあんぱんは30種以上。守り続ける庶民の味。

お惣菜パン、サンドイッチ、菓子パン、懐かしいシベリアンパンまで、幅広いセレクトです。あんぱんは常に進化を重ね、今ではなんと30種以上。とにかく手作り感いっぱいの店内は、あちらこちらに目が行き、魅力がぎゅっと詰まっています。

所狭しとパンが並んでいる

銀座木村屋さんではパン種は酒種ですが、築地木村屋さんではホップを使っているそうです。酵母を活かしたまま1日寝かせ生地を熟成させ、成形して焼くそうです。本店の味わいは庶民的で、形も大きめですね。

罌粟あんぱん (こし)

一番人気「牛すじ玉ねぎカレーパン」そして店内では、「カレーライス?!」

一番人気牛すじ玉ねぎカレーパン。

お店の表示によると、国産牛の牛すじ・バラ肉と玉ねぎを3時間煮込んでいるそうです。

熱々を食べたかったので店内奥にあるカウンター席で頂きました。すると・・・お隣の席でサラリーマンがカレーを注文。「あれ〜パン屋さんなのにカレーライス?!」
なんと白いご飯のカレーが食べれるとは驚き。店内にはカレーパンと並んで持ち帰り用カレー丼があるのを思い出しました。

次回は是非カレーも味見してみたい。

カレー丼とカレーパンが並んで販売

玉子焼の名店「丸武」と築地木村家のパンを使った「厚焼き玉子サンド」も名物です。


パン屋さんのご紹介

築地木村家ペストリーショップ本店
東京都中央区築地2丁目10−9
電話番
03-3541-6885
営業日
営業時間 7:00~20:00 日曜定休
ホームページ
https://www.tsukijikimuraya.com/

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko