フィリップ・ビゴに師事した職人のバゲットは毎日食べても食べ飽きない。大阪「原パン工房」


場所は、大阪環状線の福島駅のガード下を野田駅方面へ向かい少し歩くところにあります。
周辺には飲食店はあまりなく、ぽつんとあるのが特徴。

店主の原博信さんは、1985年に山梨県の清里高原にブーランジェリーブレドオルを設立。2000年に兵庫県西宮市にブーランジェリームッシュアッシュを設立。2003年に辞任、2005年に原パン工房を設立し、現在に至っています。

原さんは「ビゴの店」で長年修業した方。
ビゴと言えば、(1972年開業)を創った、フィリップ・ビゴさん は心不全のため丁度76歳のお誕生日だった時病院で亡くなりました。
原 博信さんもビゴさんに師事されて. 、フランスパンのおいしさ、楽しみ方をビゴさんから間接的に教わったひとりです。

目印はフランスの国旗です。

お店の正面に立っていらっしゃるのが原さんです。

原パン工房のパンはパントタビスル限定販売。
このパントタビスル代表の榎友寿さんより今回教えて頂きました。

写真に写ってるのが榎さんです。
原さんのパンを買いたい人はパントタビスルのこちらで購入できます。

 

 

 

千里中央せんちゅうパルの「パントタビスル」、毎日違うパン屋さんの美味しいパンが買えます。

パントタビスル
住所:豊中市新千里東町1-3、せんちゅうパル2階
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休

INSTAGRAM:pantabii

※日替わりパン屋はインスタグラムでチェック!

一般に販売は殆どしていないですが、私が訪問した時はこのように並んでいて買えました。

パンの種類は食パン、バゲット、ロールパン、クッキーなどがあります。

基本的に小売りはあまりしてなく、有名ホテルやレストランなんと約60軒に卸してます。
2階の事務所から降りて来てくださり、突然お邪魔したのにもかかわらず丁寧に説明してもらえました。

年末、特にクリスマスシーズンなどは500本ものバゲットを焼くそうです。クープいれるだけでも大変ですね。
厨房も店頭の奥にありちらっと見ることができます。凄く年季が入っていて、長年の積み重が伝わってきます。

<バゲット>
バゲットのパリっとした強い焼き上がり」や、噛むほどに香りが立ち小麦の味わいなどフランスパンの基本的観念が引き継がれてます。

<全粒粉の食パン 1斤 350円>
まずはそのまま小麦粉の味わいを感じながら頂き、翌日はカリッと焼いてバターたっぷりつけて食べました。

<ホテル ロール>1個 60円

 

訪問する際は電話で確認してから行くことをお勧めします。大阪に行ったら原さんのパンにまた出会いたくなります。

バタール 290円

シナモンロール 340

角食パン 350円

2019年3月訪問の詳細です。


パン屋さんのご紹介

原パン工房
大阪市福島区福島8-2-6
電話番
06-6455-6038
営業日
【定休日】木、金、土、日、祝、雨天
【営業時間】
一般販売時間10:00~17:00
予約受付時間14:00~17:00

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko