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いちおしパン屋さん

小麦愛に溢れるシェフの焼く”小麦”を味わう為のパン。麦焼処 麦踏(小田原)

2018年08月28日

小田原の史跡「天正庵」を改装し、小麦畑を開墾、自家製粉したパンを焼いている麦踏さんのご紹介です。

以前、オーナーの宮下さんとパンイチ!でお仕事させていただいたのがきっかけで、その時は箱根の「麦神」さんでシェフをされていましたが、念願の自分のお店を1月にオープンされたと聞いてようやく小田原までパンを買いに行くことができました。

以前にパンめぐりストの岩田さんがオープン直後に訪問してくれていましたね。

→記事はこちらからご覧になれます。

パンの説明の前に少しだけ、宮下シェフのパンへのこだわりを。最初和菓子職人から入られたシェフはパティシエを経てパンの道へ。パンの汎用性の広さとその可能性に魅了されたそう。

ただパンを作るだけでなく、小麦自体にも興味がいって湘南小麦プロジェクト、製粉工場ミルパワージャパンの本杉さんたちと知り合い、小麦の製粉にも携わり、さらには小麦を作るところまで!

これってほんとにパン屋にとっては夢です。材料を一から作るというのはとてつもない時間と労力がかかることですが、しかしながら物凄い、並々ならぬパンができあがるということにほかなりません。
それができる体力と精神力をもつシェフを本当に尊敬しています。

では、そのパンですが、鈴廣ちくわーるなどのおいしい惣菜ぱんもあるのですが今回は小麦本来の甘さに着目してご紹介したいと思います。

1 コッペパン
中ふわふわで外はクープなしのコッペパン。ふわっと小麦の香りがする。バゲットより食べやすいと言う点では、湘南小麦配合の良さをみんなが味わえるパン。

(うちでは小学生が美味しすぎると取り合って食べてました。ジャムやバターなくても、素材がおいしいければ子供は食べる言う事例)

湘南小麦は、小麦胚以外にふすまが少し入った状態で製粉するので(コメで言うところの5分づきみたいなもんです)そのせいで味が多重になり、深みが増すパンができます。食べる途中で味が変わるのも特徴。

2 パン・オ・レ

チョコ入りもありましたが、プレーンのものを選択。
パン・オ・レってしっかり甘味をつけるとこが多いのですが(特に大手のブーランジェリーだと)あえて砂糖の量を減らしている印象です。
コッペパンのほうも甘いのですがこれは小麦の甘さで
こっちは小麦の甘さ+ミルクが加わり、さらにしっとりさもプラスされてます。
宮下シェフの考え方がみえるパン。(湘南小麦10%使用だそうです)

3 食パン

酒種バゲットと悩みましたが(本当はロン(丸成形)があったのだけど直前で売り切れた〜泣)食パンがあると聞いて今回は食パンを購入。(最近自分的に食パンブーム)
そのままたべるとしっとりもちふわ。耳はさほど固くないです。断面よくみると湘南小麦のふすまが見えます。(配合10%くらいかな)コッペパン同様、なにもつけなくてもパクパクいけるのが特徴。香りがとにかくぜんぜん違う。ずっと匂いかいどきたい笑。

トーストしてバターのせて食べたくて、家帰ってやってみた。よつばさんの発酵バターがトロトロとろけて、一口目ジュワっと、そしてサクッと歯ごたえ。こんなにうまいパンて世の中あるんだーと恍惚をみました。

<おまけ> クリームパン

帰り際にクリームパン焼き上がりましたぁとの声が聞こえて、こどもたちに「食べるー?」と聞いたらもちろん!と言うので(そしてわたしももちろんだ)購入!
焼き立てだからその場で食べる。
カスタードはバニラビーンズ入り、もたっと甘め。(さすがもとパティシエだけあってフィリングも最高!!)
パン生地は湘南小麦は入ってませんでしたが、甘さ控えめ生地にこのカスタードクリームがこれでもかと入ってました。
生地とのバランス絶妙。そしてこのぽんわりと昔ながらの形にこだわってるのもシェフの人柄が伺えました。

宮下さんもスタッフの方も、忙しい時間にかかわらず優しい対応で本当にありがとうございました。

今回、湘南小麦高配合で一番人気のバターロールを食べたかったのですが10時の時点ではまだ焼き上がっておらず…残念!でも次の楽しみがふえたから、まぁいいか!!


パン屋さんのご紹介

麦焼処 麦踏(むぎやきどころ むぎふみ)
神奈川県小田原市江の浦307 MAP
電話番
0465-43-7922
営業日
営業時間:10時~17時(売り切れ次第閉店)
定休日:火曜日
facebook
https://www.facebook.com/mugiyakidokoro.mugifumi/

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この記事を書いた人

panmegu

panmegu さん

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