二子玉川に「高級食パン専門店あずき」がオープン❣️メニューは、白or紅の2種類の食パンのみ!


二子玉川に高級食パン専門店が2018年7月14日(土)オープンしました。

場所は駅すぐ高島屋の裏、柳小路辺のビルの1階にお店があります。

お店に食パンだけを並べた「食パン専門店」を最近よく目にするようになりましたが、その根源はどこにあるのかなぁ〜と思って調べてみました。

日本パン技術研究所によると、欧州のパンは小麦粉と水、塩だけでつくることが多いが、アメリカの影響を受けた日本の食パンの生地には、牛乳や油脂なども加えることが多かった。それによって軟らかく、しっとりした食感になり、それを日本人が好むようになったとありました。

やはり日本人はふんわり軟らかい食感が受けているようですね。

 

今回の食パンも、そんな嗜好(しこう)の影響を受けているパン屋さんの登場です。

店主の村田まゆみさんは、日本人が昔から毎日食べてきた食パンに着目し素材やレシピにこだわったり、食により良いものを求めている人が多いエリア「二子玉川」を第1号店の場所に選んだとありました。

 

お店の中はとてもシンプルで素敵な雰囲気。

イタリア料理店「アルチェントロ」を手掛けたシェフの本窪田雅文さんと、20年以上のパン職人歴を持ち製造マネジャ中川敏さん。

ちょうどお邪魔した時、中川シェフが厨房より出てきてお話を聞くことができました。

 

種類は2種類のみ。

・白~普通の食パン
・紅~小豆の入った食パン
甘さと柔らかさが強調される食パンは、柔らかさを演出するのに「ヨーグルト」と、もっちり食感を演出するのに「マスカルポーネ」が入ってと素材にも凝ってます。
あずき食パンの中に練りこんだあずきの粒があんこではないので甘過ぎず毎日食べても飽きない味わい。
ハード系好きにはちょっと甘いですが、幅広い年齢層に人気でそうですネ。

見るからにふわふわ、触ってみても弾力がありこれは確かに日本人のための新しい食パンを作ったんだなあと思いました。

口に入れた瞬間、ほんのりと広がる小豆の風味。噛むほどに愉しめるやさしい甘み、もっちりとした食感。

誰にでも好かれる味わい。

 

今現在2種類ですが、今後種類が増えるかもと期待するお答えがありました。


パン屋さんのご紹介

高級食パン専門店あずき
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-9-3
電話番
03-6431-0302
営業日
10時〜20時
定休日 なし
ホームページ
https://www.shokupan-azuki.jp/

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko