人気パン屋「川越ベーカリー楽楽」が小江戸名物さつまいもを使った新店をオープン!『窯出し蜜いも ほくほく』


『窯出し蜜いも ほくほく』は、川越・菓子屋横丁エリアの人気店「川越ベーカリー楽楽」による新ブランドです。
場所は川越ベーカリー楽楽のすぐお隣、2018年8/21(火)にオープン。
初日にお邪魔したら既に行列ができ、皆様楽しみにしていた様子が伺えます。

看板メニューとなるのは?
「サクとろスイートポテトパイ」です。
店舗の奥が厨房になり、次から次へと焼き上がりのいい香りが待って入る間の食欲を誘います。

サクとろスイートポテトパイは3種類
りんご/あんこ/レアチーズ
価格 380円(税込)
130度の窯でじっくり焼き上げた高糖度の蜜いもをたっぷりと使用したスイートボテト。
甘みを最大限に引き出した”窯出し蜜いも”を丁寧に裏ごししたものだけあり滑らかな食感。
早速外にあるベンチでホクホクをパクリ〜。
芋の風味とともに、外はザクっ!中はふわっと。
なめらかな蜜いものスイートポテトとサクサクのパイの食感、3種のオリジナルフィリングを合わせた味わいは「窯出し蜜いも ほくほく」ならではの美味しさです。

*サクとろスイートポテトパイ リンゴ
りんごとくるみに、レーズン、ラム酒を合わせた大きめのリンゴが入ってます。

*サクとろスイートポテトパイ あんこ
じっくりと時間をかけて炊いた十勝産の小豆はは甘さ控えめのつぶあんでパイ生地とマッチしてます。

*サクとろスイートポテトパイ レアチーズ
今回私が好きな味はこちらのクリームチーズにレモン果汁を加えた「レアチーズ」。
スイートポテトパイというとなんだか秋って思いがちですが、このさっぱり感は暑い夏でもいけます。

『とろとろ蜜いものかき氷 』*夏季限定
価格 500円(税込)
とろりとした蜜いものスイートポテト氷みつを河越抹茶のみつとともにたっぷりと。かき氷なのにお芋のほくほく感が味わえる、夏限定の不思議なかき氷です。

『河越抹茶と蜜いものくちどけブレッドケーキ』
価格 640円(税込)
紫芋餡と河越抹茶を練りこんだブリオッシュ生地をデニッシュ生地で巻いて焼き上げてます.
この細長いスタイリッシュな形はお土産にもお勧めです。

なぜ川越はおイモが名物?
小江戸と呼ばれ親しまれシンボル「時の鐘」を筆頭に歴史ある建築物が有名な川越。
栽培が盛んで芋掘り産業もあるほか、県や市をあげて川越のサツマイモの発信を行っています。
江戸との関係と歴史背景がつくった川越のサツマイモ。
サツマイモのイメージが定着したのは、1700年代末のこと。
そのころの江戸で焼き芋が大ヒットしたのがきっかけで、近隣の農家ではサツマイモの栽培が盛んになりました。
中でも川越イモは質が良く最高級品とされました。
また重いサツマイモは陸路での搬送に不向きだったこともあり、江戸と新河岸川で結ばれている川越は、船での運搬によりサツマイモの大産地となったと言われています。
現在、川越市内の約14軒のサツマイモ農家で構成される「川越いも研究会」では、サツマイモ直売や宅配、芋掘り観光を行っています。
(川越のホームページより引用)

こちらはお隣にある『川越ベーカリー楽楽』。
ちょうどオープン当日は楽楽ベーカリーさんでのイベント子供店長の日でした。
小学校1~4年生くらいの子供が二人、真っ白のコックコート着用してちょっと緊張した様子が印象的。
時間が経つにつれ慣れてとってもいい笑顔。
付き添いで来てたお祖母さんとお話しながら、パンを通じて素敵な時間を過ごしました。


パン屋さんのご紹介

窯出し蜜いも ほくほく
埼玉県川越市元町2-10-11
電話番
049-257-7200(川越ベーカリー楽楽)
営業日
10:00~17:00

おすすめパン

『河越抹茶と蜜いものくちどけブレッドケーキ』の断面がなんとも美しい。
渦巻きになってトッピングされたナッツが香ばしいです。

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko