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いちおしパン屋さん

鎮座するバゲットが圧巻!本を選ぶようにパンをじっくり選べるお店「バゲットラビット 自由が丘店」

2018年07月04日

今年2月、パン好きの間では有名な名古屋の「バゲットラビット」が東京・自由が丘にオープンし、やっと伺うことができました。名古屋本店は私が主人の転勤で名古屋に住んでいたときに開店していたようなのですがメディアに出ることがなかったからかノーマークでした(汗)。東京に戻ってから、名古屋のレストランで食べたバゲットが「バゲットラビット」のものであったこと、友人からもらったパンがとても美味しかったことから早く行きたいと思っていました。

東急東横線・自由が丘駅正面出口改札を出て右側、自由が丘デパートに面した通りから道なりに自由通りに入り、「亀屋万年堂総本店」からさらに1ブロック進んだあたりにあります。徒歩5、6分程度ですね。ガラス張りのお店はパンのディスプレイも個性的でスタイリッシュ。

人気のクロワッサンは入ってすぐのところに。強めの焼き色ですね。

レジに近い棚には甘い菓子パン系が。どれも美味しそうで何周も店内を回ってしまいました。

圧巻なのは店名にもついている“バゲット”の陳列。まるで美術品のよう。4種類ありました。形、色、クープの入り方、見比べてうっとりしながら商品説明を読んでいると、下の段には試食が!この日は3種類。食べながらまた説明を読み、違いを感じながら自分の好みのバゲットを選びました。私が購入したのはこちらの“バゲット テロワール”。

店名と同じ“バゲットラビット”。試食した感想は、クラストは薄めでクラムはふわもち。どんな食事にも合う万能選手な美味しさ。

“バゲットアルティザン”。小麦の味がしっかりしてかなり好み。こちらを買おうか悩みました~。

“バゲットカンパーニュ”。こちらは試食なかったので味はわかりませんが、ライ麦とサワー種を使用しているので酸味があるようです。今度はこれを買って食べてみます!

“自由が丘ワンローフ”。自由が丘店限定の商品。ふすまがたっぷり使われていて噛んでいくと小麦の甘みを感じる。他にも食パン系を試食させていただきましたが、何もつけずに食べるのが好きな私はこれが気に入りました。

真夏のような暑さのなか、こういったおもてなしはありがたいですね。レモンが爽快です。

ここからは購入して自宅で味わったパン達。“バゲットテロワール”。サワー種、パートフェルメントの2種の天然酵母使用。試食したバゲットの中で一番小麦を感じた。軽い酸味、醤油のようなクラストの香ばしさ。端のとがった部分の濃厚な旨みとガリガリ感はまるでおせんべいのよう。クラストは厚みがあるけれど噛み切りやすい。クラムはややもっちり&しっとりして美味。このフォルムの美しさはいつまでも見ていたくなる。

“ブール”。一番人気。卵、牛乳、バターやオイル不使用。加水率は110%以上と言うから驚きです!手にするとふにゃふにゃで形が保てずカットするのも大変。口に入れたときのみずみずしさ、しっとり&もっちりぷるん。小麦のシンプルな旨みを味わっていたらふと「うどんだ!これはうどんに似ている」。小麦と塩と水のシンプルな美味しさ。ブールにはほのかな甘みもある。老若男女好きなパンだと思います。

このままでも美味しいのですが、店長の小原洋幸シェフに他にお薦めの食べ方をお聞きしたら「お店で売っているオリーブオイルにつけて食べるのも美味しいですよ」とおっしゃって実際に味見させてくださいました。フレッシュな青さや軽い苦みを感じるオリーブオイルにブールのみずみずしさが相性いいですね。自宅にも青さを感じるオリーブオイルがあるので岩塩をパラリと載せて食べても美味しかったです♪美味しいアドバイス、ありがとうございました!

“クロワッサン”。卵不使用。焼き色が濃い。見た目はしっかり巻いたよう。食べると甘さはなくサクサクというか口どけがサラサラ細かい感覚。中はふんわり。購入時の紙袋に油はついているけれど油っぽさはなくあっさりとして、口の中で最後にバターの味を感じられる余韻がいい。

“月替わりブール”(7月はサマーシュトーレン)。アップル、パイン、レーズン、オレンジピール、チェリー入り。試食の一口目で「めっちゃ好み!これは絶対買う!」と即決。沢山の種類のソフトドライフルーツによる甘み、鼻から抜ける香りが豊潤。ラム酒の香りもします。人気のもちもち生地のブールよりさらにもっちりさを感じました。

“練乳スティック”。ヴィエノワのようにやわらかく歯切れの良いパン。小麦の香りがして生地に甘みはない。練乳クリームは滑らかで練乳の甘さがくどくなく、主人が美味しいと気に入ってくれた。バタークリームなのにバターの重さを感じないから食べやすいのかも。

“コーンパン〟。外側は薄くやわらかい。こちらも生地に甘みはなく、コーンは塩ゆでしてるのか、塩分を感じる。たっぷり入った粒コーンがコーンパン好きにはたまりません。塩によってコーンの甘さが際立つのでしょうね。クラムはもっちり。くせになりそう。

バゲットラビットさんの店内には、一際目を引く石臼が!三重県産小麦を製粉していて看板商品の“ブール〟や全粒粉を使ったパンに使用しているそうです。
バゲットラビットのパンに通じることは、毎日食べても飽きのこない、お米のように他の食材を受け止めてくれる存在であること。
長々と店内を試食しながらパンを選んでいた私にスタッフの皆様は笑顔で写真撮影の許可をくださったり、小原シェフにお話を聞けるようにお声掛けして下さったり、大変気持ちよく買い物をすることができました。ありがとうございます。自由が丘というセレブの住む街にありながら価格も抑えていて驚きました。多加水のもちもち系が好きな方は絶対に気に入ると思います。私もまだ買いたかったパンがたくさんあるので、全商品制覇目指します(笑)


パン屋さんのご紹介

おすすめパン

ブール(ハーフ220円、フル420円)税抜
月替わりブール(630円)税抜
バゲットテロワール(320円)税抜

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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。