懐かしくも新しい!コロッケや焼きそばを挟んだコッペパンサンドは必食。「みんなのぱんや」(東京駅)


「東京」駅丸の内口や東京メトロ千代田線「二重橋前」駅から徒歩5分ほどの東京ビル「TOKIA」の地下1階に「みんなのぱんや」という可愛らしい名前のお店があります。2005年11月にオープン。実は1階にある「ブーランジェリ・パティスリー・ブラッスリー・VIRON」や銀座一丁目でオープン以来行列の絶えない食パン専門店「セントル ザ・ベーカリー」と共に「㈱ル・スティル」西川隆博氏が手掛けるお店です。

昭和30年代の日本のパンをイメージしているそうなので、商品もコッペパンサンドやあんぱん・クリームパンなどが並び、陳列も学校の購買のような雰囲気です。フランスのカフェのような「VIRON」とはまったく毛色が違いますが、味は同じく本格派です。

目を引くのがこちらの“コロッケぱん”。コロッケがパンからはみだしそう(というかはみでてる?)なほど大きくて見るからに美味しそう!何度も買っているので違うものを買おうと思うのについ手が伸びます。

シンプルなこっぺぱん(2本入り)もあるので自分の好きなものをサンドする楽しみも。

珍しいのはラグビーボールのような形をした白あん入りの“メロンぱん”。神戸のメロンパンといえばこの形で、私も関西に旅行に行ったときにスーパーやコンビニで袋入りのものは買ったことがありますが、東京のパン屋の店頭で売っているのは初めて見ました!食べたくなったらここに来ればいいんだ!!

今回は「パンめぐ」のイベントで、カネカ食品さんから発売された“パン好きの牛乳”と相性のいいパンとして「みんなのぱんや」さんから2品を選ばせてもらいました。
“焼きそばドッグ”。焼きそばの麺が太麺でもっちもち。焼きそば単体でも売ってほしいくらい美味しい!味付けがしっかり濃いので後味のサラッとした“パン好きの牛乳”で口の中をさっぱりさせてまたパンを味わうことが出来る。
コッペパン生地は甘みがあってふんわりむっちり。小学生時代に食べていたコッペパンはカサカサな記憶があり食べきるのが無理だったのでこんなに美味しかったら食べきれたのになあ。
パンに辛子マヨネーズが塗ってありピリッといいアクセントになっています。

“コロッケぱん”。まずコロッケの大きさに驚く。断面もパンよりコロッケのほうが大きく見える(笑)。牛と豚の合いびき肉は粗めにひいてあるからかお肉の味をしっかり感じられる。ジャガイモもゴロッと形を残してあるのでホクホク感が楽しめます。ソースにくぐらせたコロッケは焼きそばと同じく味付けがしっかりしていて、しんなりしたキャベツもまた旨し。

“黄金パン”。きな粉味の揚げパンです。惣菜パンにしたコッペパンとはパン自体が違う気がします。パン生地に甘みがなく、食感もしっかりと硬さがある。揚げてあるから食感が変わったのかもしれません。揚げてあるのに油っぽさがなく軽い仕上がりです。しっかり甘いきな粉に少し加えたお塩が効いて輪郭のはっきりした甘さになっています。揚げパンと牛乳も相性いいのですが、外で食べるときな粉が全部ぽろぽろしてしまうので、今回のイベントにはお持ちしませんでした。

この日は11時半に着いたのですが、近隣で働く方が次から次へとお昼ご飯用にパンを買われていたので、混雑を避けるなら開店直後や13時過ぎのほうがゆっくり商品を選べると思います。また、予約も受けてくださいますのでどうしても食べたいパンがあるときはお電話での予約をお薦めします。

しばらく「みんなのぱんや」さんのパンを食べていませんでしたが、やっぱり美味しい♪VIRONに立ち寄ったらぜひ地下にも足を運んでみてください。


パン屋さんのご紹介

みんなのぱんや
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル TOKIA B1F
電話番
03-5293-7528
営業日
営業時間:10:30〜18:00
土日祝:11:00〜18:00
定休日:無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)
HP
http://www.marunouchi.com/shop/detail/3015

おすすめパン

焼きそばドッグ(240円+税)
コロッケぱん。(320円+税)

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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。