曜日限定メニューもおすすめ!情熱のパン屋さんが立川の農園の中に移転。『かいじゅう屋』


目白から立川市西砂町に移転した『かいじゅう屋』さん。
こちらのパン屋さんは、西武拝島線、西武立川駅より徒歩約10分の場所に位置しています。
電車でのアクセスの場合、静かな住宅街を歩き、畑道の横を通って行きます。
周辺は自然が多くのんびりとした雰囲気。
6台ほど置ける駐車場があるので車でも問題ありません。

入り口の両側に立つけやきの大木に迎えられます。

ここは、有機野菜を栽培する鈴木農園さんの敷地の一角で夫婦が営んでいたパン屋『ゼルコバ』の跡地にパン屋さんはあります。
農家を改造した店舗で、藁葺き屋根・煉瓦を積んだ釜、そして目白の面影残す木製のショーケースに素朴な感じのパンが並びます。

再び店主の橋本宣之さんご夫婦に会えて嬉しい。
チラッと見える厨房ではご主人がパンを焼く様子が見えます。
橋本さんは『ルヴァン』で修行して、ルヴァンの調布店、上田店を経て2007年に豊島区目白に『かいじゅう屋』をオープンしました。
そして、10年の年月を経て2017年5月に立川市に移転して3人のお子さんとともに、新生活が始まりました。

奥様からお話をお聞ききしたところ、パンの種類は目白とはそれほど変わってはいませんが、毎週水曜日だけの限定メニューのサンドイッチが新たに誕生しました。
残念ながら土曜日にお邪魔したので、鈴木農園で栽培された有機野菜を使ったサンドイッチは次回の楽しみです。

*水曜日限定サンドイッチ
お店からのお知らせ
「ご注文いただいてからサンドするためお時間少々いただき、ホットサンドは5分ほどかかります。
サンドイッチのメニューはブログやインスタで告知してます。」

カラフル野菜のカンパーニュは土曜日限定 。
中に入っているお野菜は?
・トマト
・ズッキーニ
・紫玉ねぎ
・新玉ねぎ
・ふき
・スティックセニョール
これだけ具沢山なのにカンパーニュの生地としっくり絡み美味しい。
翌日置いて焼いても味は変わらず、中味はしっとり外側のクラムがパリッとしてお野菜も取れて朝食にピッタリ。
計り売りになります。

チョココッペ 180円
アンティークな器に置かれたチョコクッペが思わず取りたくなるひとつ。

断面を見るとチョコがたっぷり。
パン生地と口の中で溶け合う素朴なビターチョコが大人のおいしさを生み出してます。

カンパーニュ山型  550円
全粒粉 ライ麦 自家製酵母を使用した食べやすい田舎パン。
フランス山パン 1山 300円
山食パン       280円
(角食と同じ生地)

フランス食ぱん
は、専用粉を使用して油脂は使わないのでさっぱりした味わいながらも、噛む毎にパン生地の風味とが味わえる美味しい食パン。
毎日食べたくなるパン。

まるぱん(2個入り)260円
イーストやバターを使った何も入っていない丸いパン。
そのままでもおいしいですけど、私はやっぱり何かを挟んで食べたらさらにおいしくなると思い、翌日サンドイッチにしました。

こちらは翌日我が家の夕食に並びました。

冷凍パンがあるのも嬉しい。
今回はあんずチョコぱん 440円→400円

焼き菓子やスコーンなどは奥様の担当。
素朴で美味しい。

カンパーニュ
ドイツ製ウェルカーのガス窯で焼きこんだ、この濃厚でうつくしい焼き色が好き。
レーズン種の風味をもっとも楽しめるのがカンパーニュであり、食べやすい味わいです。

帰り際、鈴木農園の新鮮なお野菜を購入して、ベンチでパンと野菜ジュースでピクニック気分。
まだ蚊も飛んでなくよかったかなあ。

遠くてもまたお邪魔したくなるパン屋さんです。


パン屋さんのご紹介

かいじゅう屋
東京都立川市西砂町5-6-2
電話番
なし
営業日
営業時間:[火・金・土]10:00~16:00、[水]11:00〜14:00「カラフルサンドイッチの日」
※商品がなくなり次第閉店
※水曜日は、鈴木農園さんの新鮮なお野菜を使ったサンドイッチの販売
Instagram
@kaijyuya
blog
https://ameblo.jp/osono911

おすすめパン

ゴータチーズがたっぷりと入った程よい酸味あるカンパーニュの生地とマッチして思わず
ワインが欲しくなります。

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この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko