吉祥寺の新店「リベルテ」LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIEのパンを生地で食べ比べる!


3/24にオープンしたばかりの「リベルテ」LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIEへ行ってきました。

まず店内は明るく、開放的で厨房が奥まで見渡せます。1階フロアは購入スペース、2階は午前中がイートインスペースと午後からはカフェになっています。

PATISSERIE BOULANGERIEと言うだけあって、パンだけでなくお菓子も充実。洋生菓子もかなりそそるものがありましたが、ここはパンに集中。

ショウウィンドウと棚のパンを見比べながら、5種パンを選びました。

【sandwich gorgonzolaプルーンと生ハムのサンドイッチ】
まずはバゲットも味わえるサンドから。組み合わせが斬新。プルーンが油脂感とフルーツ感の両方を生ハムに与えているので、絡み合って美味しい。
バゲットの皮は割と強め、ガリっと言う感じ。中はモチっと、小麦の香り。しっかり焼いているバゲット。

【pain aux raisins パンオレザン】
クロワッサンが売り切れのため、同じ生地のこちらを選択。
ただのパンオレザンと思いきや、なんと中にグリーンレーズン!しっとりレーズンと外のカリッとクロワッサン生地がなんとも言えない。今まで食べたパンオレザンの中で群を抜いて美味しかった。

【viennoise nature ヴィエノワーズナチュール】
次はヴィエノワの生地を選択。断面が細かい気泡。他のパン屋さんのように必要以上にふわふわしてないし、甘くもない。(わたし好み)バターも入ってるはずなんだけど、そんなにたくさん入れておらず香る程度。これはナチュールなんだけど、今後クリームなどを挟んだものが販売されると、人気になること必至。

【pain gourmand mozzarella トマトとモッツアレラ】
中田が今回いちばんイチオシしたいのがこれ。まず、生地がもちもち。おそらくかなり加水をしたパンで、そんなにこねておらずフォカッチャに近い粉を使ってるのかな。
もちもち感が日本人好みです。
後日、バジルベーコン味も食べましたがこちらも鉄板で美味しかった。

【pain LIBERTE リベルテ】
さて、これを食べなきゃリベルテさんに来た意味がありません。お店の名前を冠したパン・リベルテ。
実際の大きさの1/8を購入したけど、この大きさ。丸ごと1個の大きさがどれほど大きいか想像できます。
(こんな大きなパンをたくさん焼けるなんて。。。パン職人の夢ですね)
さてお味は、皮はバゲットと同じくぎっちりザクバリカタ。そして苦味。わざと焦がして焼いてあります。中はムチっと
香ばしい。粉の美味しさもさることながら、ルヴァンの香りと舌触りも全てが美味しいに繋がっている感じ。これが食事やワインにあうのですね。わたしも夕飯のシチューに合わせていただきました。

ブーランジェリーというとバゲットのようなフランスパンを想像しがちだけど、こういった大きな食事パンが実は魅力的だったりします。料理のお供ですしね。
ひさしぶりにフランスに旅したくなるようなパンでした。


パン屋さんのご紹介

リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー  
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3
電話番
0422-27-6593
営業日
<営業時間>
1F PÂTISSERIE&BOULANGERIE
平日 9:00〜19:00
土日祝 8:00〜19:00

2F CAFÉ
9:00〜11:00(eat-in)
11:00〜19:00(café)

定休日:月曜日(祝日の場合 火曜日)
ホームページ
http://libertejapon.com/
facebook
https://www.facebook.com/libertejapon/

一覧へ

この記事を書いた人

中田 よし子

中田 よし子 さん

吉祥寺で開催されるパンのイベント「パンイチ!」を主宰、中田ベーカリー店主。 東日本大震災を機に、サラリーマンからパン業界へ。代官山老舗ブーランジェリーなどで修行後、新しいパン屋の形としてフリーのパン屋を始める。 それと並行し、パンの新しい可能性を探そうと、オオトヨウコと2人でパンイチ!を2014からスタート。 家では8歳のやんちゃ双子の母。