捨てないパン屋、広島の超人気店『ブーランジェリー・ドリアン』


広島でハード系のパンの絶大な人気を誇った『ブーランジェリー・ドリアン』。
3代目のオーナーシェフ、田村さんはその絶頂期2012年に突然お店を閉めてフランス、スペインに修行・放浪の旅に出られました。
1年以上経ち、帰国後リニューアルオープンしたお店は、ラインナップを絞ったシンプルなパンのみとなりました。

お店は広島市の中心部の八丁堀。レトロなマスコットがお出迎えしてくれます。
薪の石窯で焼かれるシンプルなパンは、無人販売や野菜の移動販売に託すなど『捨てないパン』を目指しているそうで、実際何年も売れ残りを出されていないそうです。

お店の入口はやや殺風景な感じです。中に入ると、シンプルなパンがどーんと控えています。
パンは基本的には5種類、カンパーニュ、エポートル、ブリオシュ、パンデピス、ブロン。全て国産小麦と自家製酵母の生地ですが、素材には相当のこだわりが感じられます。

午後1番で行きましたが、既にブリオシュは完売。季節限定の『パン・オ・ショコラ』を購入しました。

このパン・オ・ショコラもかなりのこだわりが。チョコはフランス、ペック社のビターチョコを同じくペック社のカカオプードル入り生地に贅沢に織り込み、薪石窯で焼かれています。

ペック社のチョコは、代官山のイル・プル・シュル・ラ・セーヌの弓田シェフも絶賛する製菓用チョコ。
リベイクすると、濃厚な奥深いチョコレートの香りが漂い何ともリッチな味わいでした。

お取り寄せもできますので、こだわりのパンを是非お試しください。


パン屋さんのご紹介

ブーランジェリー・ドリアン
広島県広島市中区八丁堀12-9 広島SYビル1F
電話番
082-224-6191
営業日
営業日  木曜日・金曜日・土曜日
営業時間 12:00~18:00
ホームページ
http://derien.jp/
facebookページ
https://www.facebook.com/boulangerie.derien/

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この記事を書いた人

岡田 亮

岡田 亮 さん

本業は会社員。休日は北海道から石垣島まで日本全国パンを求めて彷徨う旅人。海外はパリを重点に エッフェル塔も凱旋門も見ずにパン屋とスイーツとビストロ巡り。お米は年に数回しか食べない変な日本人です。