“幸せのカツサンド”と命名したい!「かつサンド工房PANTON」


7月の週末、「雲海と星空を観に行く!」という主人が「高崎に美味しそうなかつサンド屋さんがあるからランチしよう」と調べてくれて高速を途中で降りて訪問。「かつサンド工房PANTON(パントン)」さんです。お店のある一帯は美容室など数店が並ぶ場所。真っ白な壁と青い庇が目を引きます。爽やか~、好き~(笑)

入口にはメニューと共に豚さんがお出迎え。

主人が頼んだ特選厚切りロースかつサンド。トレー手前には左から黒胡椒、和辛子、黒七味、ピクルスが並んでいて、お好みで調味料をつけていただきます。かつサンド自体にもやや酸味のあるスパイシーな自家製ソースが塗ってありこれだけでも十分美味しいです。でも、色々つけてみるとお味が変わってくるので好みを見つけるのも楽しいですね。私は日頃から自宅でも黒七味を使っているのでこれが一番気に入りました。

厚切りロースかつサンドのアップ!!ピンク色の断面からは肉汁が溢れてジューシーなのが伝わりますよね。ロースと言っても脂身はさらっとしていて脂の量も少なめなので女性でも美味しくいただけます。脂の旨みも肉の旨みも楽しみたい方はこちらをお薦め。

ヒレかつサンドのアップ!!これでも十分厚みがありますよね。肉質はシルキーで軟らか。たまにヒレってパサパサしているものがありますがこちらのはしっとりしてとても美味しいです!

お店の方にお薦めやこだわりをお聞きしたのが食べてからだったので失敗しました(>_<)私達はキャベツを挟まずお肉だけで作ってもらいましたが、キャベツにもこだわりがあるので挟んで欲しかった~、と。通常は地元のものを使っていますが、この時期は嬬恋から取り寄せるなどそのときに美味しいものをセレクト。そのため今回は別注文で50円プラスして挟んでもらうのですが、キャベツを挟む際にはバターやソースの量などもお肉だけのときとは変えてもっともバランスのよい状態で提供してくださいます。もちろん、パンも業務用の中では最高にいいもの(耳つきでしたがまったく気になりませんでした)、豚肉も国産から海外産まで色々食べ比べた結果、かつサンドに合うものとして大麦三元豚に決めたそうです。それぞれの素材が組み合わせたときに最高のハーモニーを奏でるように考えられた結果がこんなに美味しいかつサンドに行き着いたのですね。

店内は壁際にカウンター席が4つ。可愛い豚さんの版画が並んでいて優しい雰囲気を醸し出しています。私達はイートインしましたが電話で予約してテイクアウトしている方も多いそうです。そうそう、注文を受けてからお肉を揚げ始めるので出来るまでお時間が少しかかります。待っている間に厨房を覗いていましたが、低温でじっくり火を入れながら二度揚げしているのがわかり、だからこんなにしっとりしているんだなあと食べながら感じていました。

ご夫婦で2001年に開業した当初はSA(サービスエリア)に店を構えていて年中無休で忙しく働いていらしたそうですが、もっとお客様と向き合って丁寧に美味しいものを提供したいと思い、2015年に現在の場所に店舗を構えたそうです。柔和な雰囲気の奥様と、元気にお店のことを熱い気持ちで教えてくださるご主人の二人三脚のお店は、遠くても足を運びたくなる味も心も満足するお店でした。ドライブ好きな私達夫婦はこちらのかつサンドを食べるために今度の行先を決めることになりそうです(笑)あっ、店名の由来をお聞きしたら「大好きな「パン」と「トン(豚)」をシンプルに組み合わせただけなんです(笑)」と。わかりやすくて最高です!!


パン屋さんのご紹介

かつサンド工房PANTON
群馬県高崎市中尾町699-2
電話番
027-370-1230
営業日
営業時間:10:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日:水曜・第3木曜日(不定休有り)
HP
https://katsusandkobo-panton.jimdo.com/

おすすめパン

特選厚切りロースかつサンド(800円)
ヒレかつサンド(700円)

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この記事を書いた人

岩田聡子

岩田聡子 さん

パン屋さんめぐりは人と人を繋ぐ。転勤族&専業主婦の私でも気づけばパンを通じて友達の輪が!!旅行好きな主人と地方のパン屋もめぐってます。