青空の下、湘南小麦を広める「麦踏み塾」麦踏み体験ツアーに参加❗️


地元の小麦を守りたいと5年前から始まった「麦踏み塾」が開催しているイベント「小麦畑ツアー」に参加しました。

開催場所は伊勢原の大田ふれあいセンター。

「麦踏み塾」とは?

2014年からスタートした麦踏み塾 は、田雑事務局長をはじめ 麦踏み塾塾長 青沼 一彦さん、パン職人、創麦師本杉正和さん、素晴らしいサポーターの皆さんに恵まれ、とても立派な食育イベントに育ちました。

初めは小さなイベントでしたが、パンが大好きな方や、パン職人の方でも実際に小麦畑を見たことがないと言う方からの参加希望が増え、大人向けのワークショップも開催されるように。

農業高校の生徒さん対象コースを開講したり、専門調理学校の生徒さんから、小学校の授業で種蒔きからパン作りまでを食育授業の一環として協力をしているとのことです。

今回2回開催されるイベントも以前までは日曜に行われてましたが、今年からパン屋さんも参加できるようにと月曜日開催となりパン職人の方々も参加しやすくなりました。

当日の朝は雨がぱらつきお天気が心配でしたが、畑に着いた頃は晴れてさわやかな青空、ホッとした安堵感が感じられる主催の方々、逆に土ぼこりが立たなく良かったかもしれません。

畑に行くまでにちょっとお勉強です。

小麦について大田ふれあいセンターにて、まずは『麦踏み塾』事務局長 青沼 一彦さんよりお話。

事務局長の田雑さんからは、スライドを使って小麦の歴史や小麦の生産量、湘南における麦、日本でのパンの生い立ちや麦踏みの役割、小麦の将来などなど、詳しく説明してくださりました。

最近は国産小麦を使ったものが色々出回っていますが、日本における小麦の自給率はなんと11%と少ない❗️

そしてパン用小麦に至っては3%。

この話は何回も耳にする言葉ですが、頭痛い問題ですね。

生産者の皆様です。

足取り軽く畑へと進みます。

今年は気温が高かったのもあり成長が早いみたいで、幾分昨年より丈が長い感じ。

年も再会できました、小麦を生産してる小麦農家の内藤さん。

小麦おじさんとツーショット

麦踏みが終わったら、センターに戻り湘南小麦の特徴、製パンについて説明を受け、嬉しい湘南小麦のパンの試食タイム。

麦踏み塾代表でもあり、創麦師 本杉 正和本杉さんは体調の都合上マスクにバッテンが?

奥様の方からスライドを使い説明。

今回は試食パンが麦踏み塾代表本杉の体調の関係で、ブノワトン時代の先輩petit a petit(静岡市)の川中シェフと奥様が駆けつけてくれました。

川中シェフが焼いたこんがり色のバケツト

ミルパワー卒業生の麦焼処「麦踏」(小田原市)の宮下シェフが焼いてくれたパンと2種類が試食となりました。

湘南小麦の香りを満喫しながら食感を楽しみながら完食。

次回のお知らせ。

今回の参加店舗の案内

*プティタプティ(petit a petit)

住所 静岡県静岡市駿河区谷田32-5

電話番号 054-208-3331

営業時間 9:30~19:00

定休日 月曜日、火曜日

駐車場 あり

*麦焼処 麦踏(むぎやきどころ むぎふみ)

住所 小田原市江の浦307 天正庵跡

電話番号 0465-43-7922

営業日時 営業時間:10時~17時(売り切れ次第閉店)

定休日:火曜日

facebook https://www.facebook.com/mugiyakidokoro.mugifumi/


この記事に関連するキーワード

一覧へ

この記事を書いた人

大谷 りえ子

大谷 りえ子 さん

ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko

関連記事