第2回シュトーレンコンテストに全国から70点近くのプロの味が集結!優勝はどのお店?
68点の応募の中からクラッシックとオリジナルのシュトレン の発表が代々木上原にあるドーバー洋酒貿易(株)さんで開催されました。
全国より69作品のご応募よりクラシック部門とオリジナル部門による試食審査。
内容は?
1)クラシック部門
・ドライフルーツ(レーズン、柑橘類)を使用していること
・ローマジパンを使用していること
・グラニュー糖、粉糖でコーティングしていること
(2)オリジナル部門
規定は特になし
<当日のタイムスケジュール>
18:45~会場
19:00~ミニセミナー:三越伊勢丹研究所 裏谷恵子氏
20:00~審査発表、試食、乾杯、軽食
シュトーレンとは何か?についてのお話がありました。
ドイツの、クリスマスの伝統的な発酵菓子シュトレンは、日本でもクリスマスケーキに 続く人気になってますよね。
ドイツの「シュトーレン」フランスの「ベラベッカ」 イタリアの「パネトーネ」などヨーロッパ各国には伝統的なクリスマスのスイーツがあるのでこの時期は楽しみ。
三越伊勢丹の裏谷恵子さんはマーケティングアドバイザー 食のファッションディレクションに携わる30年を超えるキャリアの持ち主。
常に時代を先取りし、伊勢丹が発信する食トレンドを確固たるものにしていらした敏腕研究者であり、マーケターとして敬意を払うべき方です。
内容は、デラックスとラグジュアリーとリュクス、百貨店としての戦略に関するお話をお聞きできて、昭和初期の時代からバブルの時代、そして今の世の中への変化など大変興味深かったです。
<クラシック部門>
1位 ブーランジェリースドウ(東京都)須藤秀男氏
2位 菓子工房みずほ(徳島県)山本和希氏
3位 Ryoura(東京都)菅又亮輔氏
<オリジナル部門>
1位 サン・フォーレット(新潟県)「ショコラ・シュトーレン」西田武彦氏
2位 石窯パン工房PANJA(埼玉県)「トリプルベリーのシュトーレン」大内啓氏
3位 ホームベーカリーコビヤマ(福島県)「会津が香るシュトーレン」小檜山和馬氏
須藤シェフは、両部門あわせての総合優勝にも選ばれました。
ブーランジェリー・スドウさん!
おめでとうございます。
こちらがオリジナル部門ブーランジェリー・スドウさんのシュトレンです。
子供の頃おばあちゃんと作った草餅をイメージして日本らしいシュトレンに。
蒸したヨモギと和三盆を贅沢に使い北海道産の大納言とうぐいす豆、揚げたお米を混ぜ混んでるなどなんとも和の趣を出して、最後にきな粉で仕上げています。<span class=”Apple-converted-space”> </span>
残念ながらこのシュトレンは完売しております。
3位まで発表がありましたが全国区なので、シェフ達は会場にかけつけることはできず、埼玉県入間市にあるパンジャ/PANJA のシェフ大内さんは会場にいらっしゃいました。
会場内では全国からのケーキ屋さんやパン屋さんからのシュトレンが勢揃い。
これだけ一同に並ぶと全種類を食べきるのはとても困難な道のり、私の視点から認知度が高いお店はわかりますが、それ以外はまずシュトレンの外観、中味はどんな特徴があるのかさらっと説明を読んで、次に値段は?コストパフォーマンスはどうか、パッケージは、そういったところをポイントにとにかく味わいました。
数回会場内をぐるぐる回り、約20種類以上頂きました。
ビゴさんからは盛り沢山のパン。
お料理も提供。
コンテスト審査員
・ 藤森二郎氏 (ビゴの店)
・ 望月完次郎氏 (帝国ホテル)
・ 中川二郎氏 (パティスリーキャロリーヌ)
・ 野澤孝彦氏 (ドイツ菓子研究、元ノイエス)
・ 大森由紀子氏 (フランス菓子料理研究家)
・ 平岩理緒氏 (スイーツジャーナリスト)
・ 弓納持清美氏 (三越伊勢丹)
いつもお洒落な大森先生。
試食のシュトレン の数には圧倒された会場を後に、全国区でシュトレンが広まるようにこれから期待してます。
翌日私はなんと朝食にシュトレン。
「パン好きの牛乳」はコクがあるのに後味すっきり シュトレンと合わせてもピッタリ 朝からパワー全開 。
新宿にあるパン屋さんHOKUOで牛乳買えます。
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この記事を書いた人
大谷 りえ子 さん
ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko
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