第9回麦踏み体験に参加❗️(神奈川県・伊勢原市)
麦踏み塾とは❓
「麦踏み塾」は神奈川県で小麦を栽培する農家と、石臼製粉プラント(ミルパワージャパン)、そして その湘南小麦を使うパン屋さん達が2013年に始めた食育イベントです。
今回はお天気にも恵まれ麦踏み体験にワクワク❗️
伊勢原のイメージキャラクターくるりんとまずはツーショット。
麦踏みの前に少しスライドを見ながらお勉強です。
お話は故・高橋幸夫さんの「ブノワトン」を引き継いで高橋と同じように、パン屋さんのオーナーシェフ、製粉工場の責任者という二足のわらじを履いたパン職人であり創麦師の本杉正和さん。
内容は…。
・97%は輸入品の小麦に頼ってる日本🇯🇵
・ポストハーベスト農薬問題
収穫されて日本に来るまで害虫やガビの品質防ぐ為ポストハーベストを使用。
・伊勢原市で収穫される約14トンの麦は本杉さんのミルパワージャパンで製粉してる。
・麦踏みの理由は麦にストレスを与えることによって強く育つ。
・ふすまの部分の「アリューロン層」を残して粉にする。
・石臼は熱を持ちにくいので一般の機械より香ばしくなる。
・旨味と香りを保つために1分間に9〜12回転の非常にゆっくりと粉をひく。
などなど小さい子供も耳を傾けて聞いてます。
そして今回初耳で輸入されてる海外からの小麦粉の原点はある日本人の偉大な発見にあったこと。
富山の貧しい農家の長男として、生を授かった稲塚権次郎(いなづか ごんじろう、1897年(明治30年) – 1988年(昭和63年))は、日本の農学者。育種家として研究を重ね、数々の稲や小麦を生み出し、育て上げることに成功しました。
昭和10年(1935年)に育成した「小麦農林10号」が世界の小麦を改良する種・育種源となり映画にもなりました。
タイトルは❗️
映画『Norin Ten ”農の神”と呼ばれた男 稲塚権次郎物語
Facebook https://m.facebook.com › norinten
小麦農林10号はコムギの緑の革命の原動力となったんですネ。
今回初の試みは、塾長青沼 一彦さんが考案した麦踏みの新曲を口ずさみながら子供から大人まで一列になりスタートしました🚶
麦踏みのコツはゆっくりと葉の上を踏みしめながら歩くこと。
FM横浜レポーター穂積ユタカさんの音頭に合わせて往復しました。
麦を作ってる農家の内藤さんとも初回からのイベントで知り合い、毎年お会いするのが楽しみ💕
そしてお楽しみはムールア・ラムールさんのバゲットとロールパン。
色が茶色っぽいの美味しさの秘密「ふすま」が入ってる証拠。
ロールパンのフワッとした食感は湘南小麦50%とバターと卵が加えられているから。
『麦踏み』の様子が翌日の読売新聞の相模版に掲載されました。
皆様湘南小麦を応援しましょう❣️
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この記事を書いた人
大谷 りえ子 さん
ハードパン愛好家。おいしいパンと魅力ある作り手との出会いを求めてパンのある場所どこへでも。訪れたパン屋は国内外で1500軒。シェフの熱意がこもった美しいバゲットやカンパーニュが好きです。国産小麦に興味あり。パン屋さんを巡る旅メディア『パンめぐ』めぐリスト、TV出演も。 https://peraichi.com/landing_pages/view/otanirieko
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