【珍パン】台湾のソウルフードパンは日本では馴染みのないあの惣菜パン!

2016年09月02日

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毎週水曜日と金曜日は編集長コラムということで、あるテーマにフォーカスした
コラムを書いていきます。9月2日、金曜日のコラムは「珍パン」特集その2です。

日本はもとより世界には、美味しいのだけれど「なんだそれっ!」とツッコまずには
いられない面白いパンがあります。どんな味なんだろう?食べても大丈夫だよね?
と少々尻込みはするものの、気になって食べたくなってしまうパン。
そんなパンを勝手に「珍パン」と称して編集長コラムでフォーカスしてみよう!という
かなりシュールな企画です(笑)

132珍パン

珍パン紹介Vol.2はパンめぐ編集長・片山が今年の3月に旅行にいった際に
食べた台湾のパン。もちろん、台湾にも日本のパン並み、いや、パンの種類によっては
日本よりも美味しいパンがあるのですが、その話はまた別の機会にご紹介させて頂くとして。
えぇ、今回は珍パン特集ですからね。珍しいパンをご紹介させてくださいね。

台北を中心にパン屋さんめぐりをしてみたのですが、どのパン屋さんにも必ず置いてあり
日本では見かけないパンが上記の写真の「葱パン」と「肉鬆(ローソン)パン」

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葱パンは字のごとく、気持ち甘めなパン生地にこれでもかっ!ってくらい葱がトッピング。
そう、ねりこむのではなく上にトッピングされているのです。
日本の場合、長ネギは薬味な感じでそえるくらいなものも多いなか、台湾はネギののせかたが
半端ないです(笑)ただ、パンと葱の間にクリームチーズやマヨネーズのような繋ぎの
役目をしてくれるものがサンドされているので、モソモソって感じはしないですね。
普通に惣菜パンとして美味しいですが、できたら葱以外のものもトッピングしてくれると嬉しい(笑)

珍パン

しかし、どうにもこれはリピート厳しい!と思ってしまったのが肉鬆(ローソン)パン
まず、肉鬆(ローソン)って何よ?!と思われましたよね。肉鬆は肉デンブのことです。
豚肉をじっくり煮てほぐし炒めたもの。台湾ではご飯やお粥にかけたりと日本でいうふりかけ
みたいなものらしいです。

いや、この類のパンを食べるの私、初めてではなく。
実は以前、シンガポールでも似たようなパンを食べたことあるんです。
多分、中国系の方が肉鬆好きなんでしょうね。パンマニアですからね、どんなパンも
食べず嫌いは良くない!シンガポールで食べたのは苦手だったけれど、台湾はまた違うかも!
なんといったって、まわった台北のパン屋さんのほとんどに置いてあるんですもの。

どうして、自分はこの味に馴染めないのか考えてみました。
肉デンブが醤油と砂糖で甘ーく煮詰められていて、もう繊維状のようなものになっている
ので、これ、多分、お粥に入れて食べたらそれはそれで美味しく頂けると思うんです。
ただ、パンにあわせると口の中の水分が全て持っていかれる気がしちゃって(笑)

台湾の方はネギにしても肉鬆にしても子供の頃から馴染みがあり大好きらしいので、
パンと組み合わせることは自然の流れ

 


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この記事を書いた人

panmegu

panmegu さん

パン屋さんを巡る旅メディア パンめぐ

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